冬におすすめの「お婆ちゃんの知恵」で快適な時間を過ごそう

冬に役立つ先人の知恵は安くて便利な物ばかり!!

今はエアコンのボタンを一つつければ部屋が暖かくなり、ガスレンジもスイッチ一つひねれば煮炊きが簡単にできます。

ですが、一昔、二昔前は、囲炉裏の火で暖を取り、ご飯を炊くにもまずは薪割りからしなくてはなりませんでした。

そんな昔の知恵なんか、現代では役に立たない……そう思われがちですが、今では忘れられた「お婆ちゃんの知恵」は生活をよりいっそう便利にし、体に優しく、そしてお財布にも優しい知恵ばかり。

  • 伸びてしまったウールのセーターの型崩れを直す方法。
  • 静電気対策に体に優しい方法があった。
  • 冬のカビ予防は?
  • 冬に美味しいミカンの皮の活用方法は?

などなど。お婆ちゃんの知恵の中から冬に役立つ物をピックアップし、ご紹介します!!

ウールの衣類はスチームアイロンが役立つ

セーター

冬は羊の毛から作られたウールのセーターが温かく、非常に役立ちます。

どんなご家庭でも最低1枚は持っているであろうウールのセーター。

ずっと使っていると、だんだんと襟や袖口、裾などがビロビロに伸びてしまうものです。

もちろん、洗濯の度にクリーニングに出せば保ちはずっと良くなるのですが、今度はお財布が痛くなってしまいます。

ウールの繊維は羊から捕れるだけあり、100%タンパク質。

拡大してみると、人の髪の毛のように、表面には瓦のような鱗が重なってできているのですが、このお陰で、水濡れや汚れ、そして最近までも防ぐことができるのです。

もちろん、繊維の間に多くの空気を含ませることができるので、保湿性が高く、弾力性にも富んでいるのですが、そのせいで、裾などがビロビロに伸びてしまうことも事実。

ですが、羊と共に暮らしてきた北欧やニュージーランドの昔の人達は、このウールの性質を生かし、簡単にウールの補修を行っています。

やり方は簡単。

スチームアイロンのスチームを当てるだけ。

霧吹きでも良さそうなイメージですが、霧吹きの水は粒子が大きく、ウールの繊維の鱗が水分子を弾いてしまうのです。

ですが、スチームアイロンのスチームなら、水が微粒子になるので、繊維の奥まで水分が入り込み、弾力が回復するのです。

【セーターの補修のやり方】

  1. 伸びてしまった袖口、裾などの部分を元の長さになるようにしつけ糸で縫って縮めておきましょう。
  2. スチームアイロンのパワーショット機能を使って、強い蒸気を何度か吹き付けます。
  3. セーターを十分に乾かしてから糸を引き抜くとスチームの水分でウールの弾力が回復し、元の状態に戻ります。

 

昔はスチームアイロンなんてありませんでしたから、お湯を沸かし、お鍋の上にかざすようにしてセーターにスチームを当てて補修したりしていましたが、今ならアイロン一つで住むのでとても簡単です。

静電気対策にはハンドメイドクリームで一石二鳥

静電気

冬は「ピリ」っとした静電気が起こりやすい時期。

静電気は摩擦があれば必ず発生する物なのですが、体内に水分があるときは、体に溜まりにくいため鉄を触ったときに「ビリ」となることはないのですが、冬場は体も皮膚も乾燥しがち。

また、冬は防寒対策として厚着をするため、その分衣服の間で摩擦が起きて、静電気が体に溜まりやすくなっているのです。

つまり、静電気を防ぐには、皮膚や衣類の表面に水分を持たせるようにしてあげれば良いだけなのですが、ではどうすれば……?

実はとっても簡単な方法があります。

  • 冬場だけでも衣類の洗濯にソフト仕上げの柔軟剤を使用する。
  • ハンドクリームを使用する。

ソフト仕上げの柔軟剤は、衣類の繊維の表面に水分を保持する働きがあります。

また、ハンドクリームも同様に肌の表面に水分を保たせてくれる働きがあるので、小まめに手に塗ることで、ドアノブを触ったときの「バチ!!」という静電気が起こりにくくなります。

冬にこそ必要カビ予防の換気

結露

梅雨から夏は窓を開けて換気を良くすることを心がけますが、冬場は寒くて忘れがち。

ですが、実はカビというのは冬も夏と同じくらい発生しやすいのです。

これは、暖房で温められた壁が外との気温差で結露してしまい、カビが生えてしまう事が原因で、特に、窓やカーテン、外に面した壁に発生しやすいのです。

冬の空気は乾燥しているため、気が緩んでしまいますが、1日1回程度の換気でカビ予防ができるので、ぜひ、寒いからといって窓を閉めたままにせず、乾いた冷たい風を室内に入れてあげましょう。

ミカンのは捨てずに油汚れ落としに使おう

リモネン

ミカンの皮は「陳皮」と呼ばれ、漢方薬としても重宝されていますが、実は、お掃除道具としても便利な一品。

柑橘類に含まれているリモネンという成分は、油を落とすことのできる効果があり、1980年代にカリフォルニアでオレンジジュースを絞ったあとのオレンジの皮から洗剤を作り、ニューヨーク中の地下鉄のラクガキを消したことでも有名になりました。

柑橘の良い匂いのする、体に優しい洗剤は、作っておいて損はありません。

【ミカンの皮の油落とし洗剤の作り方】

  1. ミカンの皮をよく洗って陰干ししておきます。
  2. 乾燥したらちぎって霧吹きの中に入れ、その中にさらに無水エタノールをひたひたになるくらいまで注ぎます。
  3. 1週間ほど置いて、エタノールにミカンのオレンジ色が移ったら完成。
  4. マジックでラクガキされてしまった窓などに吹きかけ、雑巾で拭けば綺麗に汚れが落ちます。
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