古今東西カレーに入れる隠し味の知恵

あなたのカレーには何を入れる?昔ながらの隠し味のアレコレ

市販のカレールーには既に色々なスパイスを調合し、それだけでも十分美味しいカレーができるようには作られていますが、ほんの少し、大さじ一杯も入れない位の量の「何か」を入れることによって、その家庭独特の美味しさが出せるようになります。

それを「隠し味」と言うのですが、この隠し味、各家庭、各時代によって様々。

今回はそんなカレーに入れる「隠し味」を古今東西、調べてみました。

たまにはいつもと違う隠し味を入れてみると……驚きの美味しさが待っているかもしれませんよ!!

王道はやはり牛乳

牛乳

昔からある隠し味と言えばやはり「牛乳」。

カレーにまろやかさとコクを出すことができ、辛いのが苦手な方にもおすすめの隠し味になります。

本場、インドでは牛乳ではなく「ココナッツミルク」を入れることによって、辛さを中和し、マイルドなコクを出す方法が好まれています。

一昔前までは、ココナッツミルクは手に入りにくい素材で、代わりに牛乳を入れていたような感じでしたが、今では比較的大きなスーパーなどで手に入りやすくなっています。

もし、「本場の隠し味でいきたい!!」と思ったら、牛乳の代わりにココナッツミルクを入れてみるのもありでしょう。

もちろん、牛乳ならではの優しい滑らかさも捨てがたいのですが……。

注意としては、牛乳は当然白いので、入れすぎるとカレーの色が薄まってしまいます。

また、脂肪分が固まりやすくなりタダでさえ冷めると固まるカレーが、団子状になってしまったりするため、入れすぎないように注意しましょう。

目安は、1人前で大さじ2杯くらいを限度に。

お子様のいる家庭ならチョコレートを一片

チョコレート

牛乳でも辛さがマイルドになり美味しくなるのですが、辛いのが苦手なお子様のいる家庭の場合、「チョコレート」をひとかけら入れると、美味しい甘さが生まれ、同時に深いコクを味わうことができるでしょう。

このチョコレートを入れるという方法は、甘い味覚を好む九州地方から発祥したのではと言われていますが、真実のほどはさておき、実際入れるとカレーに深みが出るのは事実。

分量としては、1人前でチョコレートを1~2片を限度に。
あまり入れ過ぎると本当に甘くなってしまいます。

お子様がいる場合、大人用のカレーを熱々の内に別の小さな器に入れて、そこにチョコレートを入ればチョコレートが溶けて、甘くまろやかになります。

ですが、チョコレートを隠し味にしたカレーは深みが生まれて美味しいので、ぜひ大人の方でも食べていただきたい一品です。

大人向け? インスタントコーヒーでほろ苦いコクを

インスタントコーヒー

ちょっとビックリするかもしれませんが、カレーにインスタントコーヒーを入れるのも実はおすすめ。

インスタントコーヒーには、メーカーにも寄りますが、「苦み」「酸味」がしっかりと入っているため、カレーにコクと深みを与えてくれるのです。

目安は1人前でティースプーン1~2杯程度。

あまり入れすぎてしまうと、苦くなってしまいますし、コーヒーの香りが強くなってしまいます。

ですが、コーヒーの香りとカレーはとても相性がよく、また、カレーに深い色合いを与えてくれるので、とてもおすすめなのです。

但し、お子様にもあげる場合は、カフェインで眠れなくなってしまう可能性がありますので、大人向けとして作るようにしましょう。

赤ワインでさっぱりカレーに

赤ワイン

カレーと赤ワインの相性は抜群!!

豚肉や牛肉が赤ワインの力で柔らかくなり、ほんの少しの酸味が味を引き締めてくれます。

赤ワインの場合、隠し味というよりも、カレーを煮込むための水の代わりに、赤ワインを入れるというイメージで、水:赤ワイン=6:4位で入れてみましょう。

あまり入れすぎてしまうと「ハヤシライス」のような風味に変わってしまいますが、カレーがさっぱりし、とても食べやすくなります。

カレーが苦手……という方にはおすすめの隠し味になります。

もちろん、しっかり煮込んでアルコールを飛ばしておかないと、お子様が食べると酔ってしまったり、車を運転できなくなってしまいますので、心配な方はお鍋を分けるようにしましょう。

ソースを入れるだけで一晩寝かせたカレーに変身

ソース

日本人の味覚に一番合う隠し味は「ソース」。

ソース自体、野菜や果物、スパイスを凝縮させて煮込んだ物ですので、それを加える事により、カレーに複雑な深みとコクを与えてくれます。

目安は1人前で大さじ1杯程度。

ソースの風味で、できたてなのに一晩寝かせたカレーのような風味に早変わりし、本格的なカレーと変わらない美味しさになります。

因みに、このカレーにソースを隠し味で入れるのは関西地方から始まったという説があるのですが、お好み焼きやたこ焼きを好む地方の隠し味と考えると、とても納得がいきますね。

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