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疲れ切った現代人へ!慢性疲労における昔ながらの知恵薬

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疲れ切った現代人へ!慢性疲労における昔ながらの知恵薬

子どもの頃は何もしていなくとも当たり前のようにパワフルな日々を送っていたという方も多いでしょう。

しかし、大人になって歳を追うごとに変わってくるものです。

なかなかパワフルな日々というのは送れなくなってくるものです。
人それぞれで原因はあるでしょうが、たいていの場合、その原因というのは疲労です。
目に見えない疲労というのは、どんどん体に蓄積されていっているのです。
通常であれば、疲れても翌朝には回復して元気になっているものです。
しかしながら、翌朝にもしっかりと疲れが残った状態で、疲れたまままた1日を過ごすことになるのです。
これを毎日繰り返している方もいるかと思いますが、まさにこれが慢性疲労というものです。
「今日は調子いいな~!」という感覚を取り戻すためにも、ここでは疲れ切った現代人の方のために慢性疲労における昔ながらの知恵薬をご紹介していきたいと思います。

酢卵

酢卵というものをご存知でしょうか。
名前の通り、酢と卵を使います。
酢にはクエン酸が含まれていることで有名ですが、このクエン酸が疲れを取ってくれるのです。
しかも、卵には良質なたんぱく質が豊富に含まれています。
このたんぱく質は疲労によって定価してしまった免疫力をアップさせてくれるのです。
酢卵は飲み続けることによって、その効果を高めていくことができますので健康のための習慣のひとつにしていきたいものです。

では、その酢卵の作り方についてです。

まず、卵を1個用意します。
清潔なふきんなどで殻の汚れを綺麗にふき取っておきましょう。
コップに綺麗にふいた卵を入れて、天然醸造酢を180mlほど注ぎ入れます。
コップにラップで蓋をします。
この状態で冷蔵庫に1週間ほど保存しておきます。
1週間ほど経つと、卵の殻が酢の中に溶けているかと思います。
残っている薄皮を取り除いて、残った卵を酢とよく混ぜていきます。
これを冷蔵庫で保存し、1日に大さじ1杯ほどを目安に飲んでいきます。
ちなみに、お気づきの方も多いでしょうが、この酢卵の味とにおいというのはかなり強烈です。
そのままではとても飲めないという方であれば、薄めてもOKですし、はちみつなどを加えれば飲みやすくもなるでしょう。
とにかく体にはいいので、自分にとって続けやすいスタイルを見つけていきましょう。
酢卵は、紀元前4世紀のギリシャで「医学の父」と呼ばれているヒポクラテスが病後の患者さんへの回復薬として飲ませていたものです。
由緒ある回復薬ですので、安心して飲み続けるようにしましょう。

玄米スープ

健康や美容にいいと最近何かと話題になっている玄米ですが、その玄米を使ったスープも疲労回復に効果的です。
玄米というのは、水に浸して日光にあてておくだけで発芽するほどのパワフルな生命力を持っています
精米してしまうと現代人にとって不足しがちなビタミンミネラルが失われてしまうのですが、玄米にはそのビタミンミネラルがたっぷりと含まれています。
玄米スープにして玄米をいただくことによって、ビタミンB1がデンプンを効率よくエネルギーにしてくれます。
これによって疲労回復が期待できるのです。

では、その玄米スープの作り方についてです。

まず、玄米150gほどをバットなどに広げて、もみ殻などを取っておきましょう。
濡らしたふきんをかたく絞ったもので、汚れを拭いておきます。
次に、玄米をフライパンに入れて、弱火でこんがりと色づくまで炒っていきます。
炒った玄米と1.5lほどの水を鍋に入れて、弱火で水の量が半分になるまで煮詰めていきます。
煮詰まったら、目の細かいザルで濾して、玄米スープの完成です。
そのままでもいいですし、塩や醤油を入れていただくのもいいでしょう。
1回にいただく量の目安は150mlほどです。

これを1日に2回、朝と晩の空腹時に飲むようにしましょう。
玄米の香ばしい感じとほんのりとした甘みが絶妙です。
スッキリとした味わいになっているので、抵抗なくするっと体の中にしみわたっていくのではないでしょうか。
もし、疲れすぎて食欲がないというときには、梅干しやショウガを加えて、少量でも口にするようにしましょう。
食欲のあるときには、海藻や野菜などをたっぷりと加えて、具だくさんにしていただくのもいいと思います。
玄米ご飯に苦手意識を持っている方もいるかもしれませんが、玄米スープならクセもなくスルッと体の中に入っていくものです。
玄米が苦手な方も是非チャレンジしてみましょう。