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昔の知恵で免疫力は自宅にいながら上げられる!?

健康の知恵袋
昔の知恵で免疫力は自宅にいながら上げられる!?

今だからこそ使いたい先人の知恵でコロナを乗り切ろう

日本に蔓延する新型コロナウイルスの不安。

新しい病気は、ワクチンがない、特効薬がない、そもそも「どうして移るのか、どんな症状が起こるのか、最悪死んでしまう可能性はどれくらいあるのか」といった疑問しかない状態なため、誰もが不安に駆られるかと思います。

ですが、残念なことに今も昔も、そうした病気に対する対処法や謎が判明するためには時間がかかります。

研究者やお医者さんなど、病に対抗するスペシャリストが頑張ってウイルスの正体を暴き、対抗手段を確立するその間は、少しでもウイルスに対抗できるよう、免疫を高めていくのが得策。

ステイホームで家から出られなくても、免疫力を高めていける昔の知恵をご紹介します。

飲んでできる免疫力アップ

お茶セット

飲み物で免疫力を向上させるのは、今も昔も最も簡単な方法として知られています。

例えば日本の代表的な緑茶。

緑茶には殺菌能力のあるカテキンや、ビタミンCが豊富。

普段のコーヒーの代わりに緑茶を飲むというだけでも、効果抜群です。

また、ビワの葉ちゃは色々な病気の予防に効果的とも言われますし、風邪の予防には番茶が一番と江戸時代から言われています。

番茶に塩を一つまみ入れてうがいをすると、マイルドなうがい薬にもなるので便利です。

そして一番のおすすめは殺菌作用があり、体を温め免疫力を上げる『梅干し』。

梅干しは食べ物であって飲み物ではないと言われそうですが、和漢方でも使われていた焼き梅干しのお茶はクエン酸で疲れを癒し、血液をサラサラにする効果もありますので、風邪の引き初めにもおすすめなほど。

そんな焼き梅干し茶の作り方をご紹介します。

【焼き梅干し茶の作り方】

■材料■

  • 梅干し
  • 熱湯
  • おろし生姜

■作り方■

梅干しを網で焦げるまで焼き、カップに入れて熱湯を注ぎます。

スプーンなどで実をほぐしたら、おろし生姜を少量加えて完成。

食べてできる免疫力アップ

ニンニク味噌

免疫力アップで代表的な食材と言えばニンニク!!

滋養強壮に効果的で、免疫力向上におすすめのニンニクは、そのまま食べてしまうと胃に負担がきたり、ちょっと臭いが気になってしまうこともあるため、焼いたものを食べるのがおすすめ。

特に、簡単に美味しく食べられるニンニク料理として、ニンニク味噌が挙げられます。

【ニンニク味噌の作り方】

■材料■

  • 味噌
  • ニンニク

■作り方■

ニンニク一欠けらの薄皮を剥いて、網で軽く焦げるまで焼きます。

焼いたニンニクをすりつぶし、味噌と一緒に混ぜます。

そのままご飯ののせて食べても良し、みそ汁のようにスープとしてお湯に溶かして飲んでも良し。

他にも、納豆にお醤油だしの代わりに入れても美味しいし、豆腐にのせたり、餃子に付けて食べても!!

美味しくて、アレンジが効いて、しかも体にも良いので、多めに作って保存しておいても良いでしょう。

質の良い睡眠で免疫力アップ

睡眠

どんなに栄養の良い物を食べても、どんなに栄養のある飲み物を飲んでも、睡眠不足の一つで免疫力はダダ下がり……。

ですが、忙しい現代。

理想とされる7~8時間の睡眠を得るのはなかなかに難しい事。

ですので、少しだけ短い睡眠でも、ガッツリ深く眠り、良質な睡眠で時間を補えるようにしましょう。

良質な睡眠を得る昔ながらの知恵がこちら。

  • 寝る前にホットミルクを飲む。
  • 枕元に玉ねぎをおく。
  • マッサージオイルやシャンプー&コンディショナーに鎮静作用のあるラベンダーの香りの物を選ぶ。
  • 寝る2時間前までにはお風呂を済まし、寝る時に体温を下げる。
  • 寝る3時間前には夕食を済ましておく。

そして、現代では、花粉症などで鼻がつまっていることがあり、そうすると寝ていても脳が酸欠状態になることもあるので、鼻腔拡張テープなどを使って出来る限り酸素を吸える状態にしておくこと。

また、一番大切なのは寝室に入ったらスマホの電源を落とし、脳を落ち着かせてあげる事。

本来なら8時間ほど寝た方が良いのですが、6時間くらいしか寝られないときでも、このようなことに気をつけるだけでも、睡眠不足による体力低下を多少なりとも補えます。

運動せずともお風呂で免疫力アップ

お風呂

ステイホームでなかなか運動ができなくなってしまったという方も多いはず。

適度な運動は免疫バランスを整え、ストレス解消にも良いのですが、難しい時はお風呂で汗を流すことでも多少の代わりにはなります。

半身浴などのゆっくりとした入浴も良いのですが、最も免疫力向上に良いとされる入浴方法は、『ちょっと熱めのお湯に汗が出るくらい短時間入る』というもの。

長時間だとのぼせてしまいますし、余りに暑すぎてもNGなのですが、免疫を作ると言われているみぞおちのあたりまでをお風呂につけ、額に汗が出る程度まで温まったらOK。

しかもこの入浴方法は、体が慣れて汗が出なくなってしまったらいけないので、週1~2日を目安に入るのがベストな方法。

時間のない人でも簡単にできる、免疫力向上入浴法です。