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病院に行きにくくなる年末年始に知っておきたい緊急の知恵

意外な使い道
病院に行きにくくなる年末年始に知っておきたい緊急の知恵

病院が開いていないときに限って体調不良が……そんな時に使える昔の知恵

土曜の夜や大型連休に入った時に限って訪れる急な「体調不良」。

「え。なんでこんなときに……」と思う人も多いはず。

ですが、昔は病院が遠かったり、そもそも無医村だったりと、緊急事態でも自分たちだけでどうにかしなくてはいけない場合がほとんどでした。

もちろん、本当に緊急の時は救急車を呼んで救急病院へ行った方が良いのですが、「そこまで酷くはないので病院が開くまでどうにか……」という場合は、昔の知恵で乗り切りましょう。

咳が止まらないときは……

大根飴

乾燥と冷たい風とで咳が止まらない……。

そんな時には大根と水飴。

大根飴という喉の炎症や咳に効果的な食べ物があるのですが、そんなものを作っている暇もなく、ちょっと風邪が悪化して咳が出るような事態になった時は、大根を一センチ角に切り、水飴をくるりと巻いて食べると、副作用もなく咳が止まります。

もちろん、ぜんそくの発作で息ができなくなるほど咳が出る場合はすぐに救急車を。

また、風邪の咳はそのまま肺炎へとつながるケースもありますので、休みが明けたら必ず病院へ行くようにしましょう。

歯が痛いときは……

歯痛

歯が痛いけど、歯医者がやっていない!!

そんなときには、重曹が効果的。

重曹と聞くと掃除に使う物……というイメージが強いのですが、実は歯の痛みにも効果があるのです。

やり方は2つ。

一つはぬるま湯に重曹をよく溶かし、その液体でしっかりとうがいする方法。

もう一つは、濃い目に溶かした重曹水を麺棒に漬けて、その重曹水を痛む歯、痛む部分に軽く押し当てておくやり方です。

どちらでも大丈夫なのですが、痛む場所が明確にわかる場合は後者を。どことなく痛い場合は前者のやり方をやってみると良いでしょう。

因みに、大根おろしでも歯の痛みは緩和できます。

大根おろしを痛む歯に塗ったり、詰めたりする方法で、もしそれすら染みるようであれば、大根のおろし汁でしっかりとうがいをする方法でも痛みが緩和されます。

もちろん、こうしたことはその場しのぎ。

病院が開くようになったら、すぐに歯医者に行って治療をするようにしましょう。

動悸・息切れに……

げき門

階段を上っていたら。

子供に激しく起こったら。

些細なことで動悸や息切れを感じることがあれば、それは病院へ行く合図。

ですが、救急車を呼ぶほどでもなく、病院がやっている時間でない場合は、救急医療でも使われる「げき門」というツボを押して様子をみるのもあり。

手と肘の丁度中央にある、触れた時に骨と骨の間に感じるツボで、そこを親指でギューっと10秒ほど押して、離す。を3回程繰り返してみましょう。

胸がドキドキして収まらないのが、だんだんと平常に戻っていくでしょう。

もちろん、胸が苦しくなったり、めまいが出るようになったり、激しくドキドキするようなときは非常事態なので、救急車を呼ぶようにしましょう。

急な発熱には……

足湯

風邪でもインフルエンザでもないはずなのに急に熱が出た時は、疲れやストレスが原因ということもあり。

そんな時は、すぐに解熱剤に頼ったりせず、足湯をしてみると良いでしょう。

やり方は、洗面器などに人肌より暖かいお湯を入れて、リラックスした状態で1時間ほど足を温めてみましょう。

39度を超えるような発熱があった場合は、何かのウイルスに感染しているケースがほとんどですので、寝て、動かない方が良いのですが、37度5分程度でしたら、この方法が効果的です。

辛い痔になってしまったときは……

痔

寒い日は痔になってしまうことも。

そんな時には塩湯が最適。

洗面器に一握りの塩を入れて、人肌より暖かいお湯を入れて溶かし、お尻を付けます。

そのさい、手のひらで優しく患部を洗うとより効果的。

とても簡単なのでいざという時に役立ちますが、この方法で完全に治すには何か月もかかるため、やはり早く治したい場合には病院に行った方が良いでしょう。

また、卵油も痔の即効薬。

卵10個分の卵黄をフライパンでひたすらかき混ぜて逝っていきます。

だんだんと焦げてくるですが、それでも30分ほどかき混ぜていくと、いり卵から油が出てくるので、これを漉して卵油とカスに分ければ完成。

この卵油を脱脂綿に染み込ませて、幹部に直接当てる(肛門に入れる)と、即効性があるとして、昔の人は使っていました。

切り傷には……

切り傷

病院へ行くほどではないけれども、ガッツリ指を切ってしまった場合の止血として使えるのが卵の薄皮。

鶏卵の卵の殻の内側についている薄皮をぺろりと取り、それを傷口につけると、卵白の粘り気で止血ができ、また、卵白たんぱく質で傷の治りも良くなるとされています。

この方法、現代でもプロレスラーが良く使う方法で、額を切って血みどろになった場合でも医者にかからないプロレスラーが、卵の薄皮で治療するというのですから、効果的なのではないでしょうか。