苦くて美味しい「菜の花」の素敵な効果

春の訪れを感じさせる「菜の花」の見ても食べても美味しい薬膳効果

黄色い花が可愛らしい菜の花は、小学校や山、土手沿いなどに良く咲いている、野の花のような植物ですが、立派な薬膳食材。

菜の花を食べると、「ああ、春が来たな」と思うまさに旬の食材ですが、秘められたパワーはそんな可愛らしいものではありません!!

独特のほろ苦さはある物の、栄養価が高く、βカロチンを始めとし、ビタミン・ミネラルが豊富な食材だったのです。

そんな菜の花を「賢く」「美味しく」食べる方法をお伝えします。

菜の花の栄養と効果

菜の花

【菜の花の主な成分】

  • カリウム
  • カルシウム
  • ビタミンC
  • 鉄分
  • ビタミンA(βカロチン)

【菜の花に期待できる効果】

菜の花はβカロチンがとても多く、100gの菜の花の中になんと、2200μgも入っています。

そのため、肝機能向上や免疫力向上に役立ち、病気やガン予防に効果的と言われています。

また、ビタミンCやカリウム、女性に嬉しい鉄分も豊富で、おできや吹き出物、ニキビトラブルなどの解消に役立つ肌トラブルの救世主だったりもします。

鉄分のお陰で貧血予防にもなりますので、ぜひ、女性に率先しておすすめしたい薬膳食材です。

新鮮な菜の花の選び方と保存方法

菜の花の旬は2月~3月。

春になると一面に咲く菜の花畑から4月~5月くらいの温かい時期を想像しますが、食用の場合は、できたての柔らかい部分を食べるため、旬が想像よりも少し早いのです。

切り口がみずみずしく、花が咲いていない菜の花を選ぶ様にしましょう。

因みに、食用の菜の花には在来種と西洋種があり、在来種は「葉が柔らかく、花茎とつぼみと葉っぱを食用に」、西洋種類は葉が厚く「花茎と葉を利用する」ようになります。

また、菜の花は言い換えればアブラナ。

そのアブラナは菜種油の原料にもなるのです。

野菜としては、菜の花は足が早いため、購入当日~翌日くらいに食べるのであれば、濡れた新聞紙に包んで「花を上にして」野菜室に保存。

購入してから2日以上先に食べるようであれば、一度火を通し、冷蔵庫に入れるか、ラップに包んで冷凍してしまいましょう。

因みに、豊富なビタミンCやミネラルを落とさないためにも、茹ですぎないよう、さっと火を通す程度で抑えましょう。

苦みの割に緑黄色野菜の中でもアクが少ない方なので(ほうれん草の20分の1程度)、さっと火を通すだけでも十分です。

菜の花のおすすめ食べ合わせ食材&レシピ

【貧血予防に菜の花のイカ炒め】

イカの切り身と菜の花を炒めるだけの簡単レシピ。

味付けは塩でも、お醤油でも相性抜群。

そして、イカには血を補う作用があり、肝機能を高めるタウリンもたっぷり含まれているので、菜の花の鉄分やビタミンと相乗効果を生み出し、貧血を予防できる最高の一皿ができます。

因みに、イカははらわたをしっかり出して、切り身のみを使った方がベスト。

なぜなら、菜の花の苦みとイカのはらわた(このわた)が一緒になってしまうと、味が喧嘩してしまうから……。

大人の味を楽しみたいのなら、イカのはらわたも一緒に入れても大丈夫だと思いますが、独特の癖が出てしまうので気をつけましょう。

菜の花パスタ

パスタとして食べても最高

【カルシウムをとりたいのなら干しエビを+α】

菜の花のおひたしに、干しエビをプラスアルファするだけで、カルシウムがぐーんとアップ!

干しエビには豊富なカルシウムが含まれているのですが、菜の花にもカルシウムがたっぷり。

また、菜の花のビタミンやミネラル類がカルシウムの吸収を手伝ってくれるため、「骨粗しょう症予防」や「イライラ解消」にも最適な一品になるのでえす。

茹でた菜の花に、お醤油と干しエビをかけるだけなのでとっても簡単。

ご飯のおかずやお酒のおつまみ、お弁当にも便利に使えます。

菜の花のおひたし

菜の花にもあるNG組み合わせ

レバー炒め

菜の花は独特の苦みがありつつも、パスタにしたり、おひたしにしたりと色々な用途に使うことができます。

ですが……レバーと一緒に食べることだけはNG。

味的に問題があるわけではないのですが、動物性のレバーはビタミン類を壊してしまう性質があり、一緒に食べてしまうとせっかくの菜の花のビタミン類がもったいのないことに。

菜の花とレバーの炒め物など、組み合わせ的には合いそうな気もしますが、できるだけ一緒に食べないようにしましょう。

 

 

 

 

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