メニュー

薬にも食材としてもポピュラーなショウガの風邪薬

健康の知恵袋
薬にも食材としてもポピュラーなショウガの風邪薬

体を温めるスパイシーな薬膳食材「ショウガ」をマスターしよう

ショウガといえば、色々な料理にも含まれている上に、漢方薬としても使われていることの多い、スーパー薬膳食材。

漢方薬や薬膳と言った言葉を知らない人でも「ショウガは体を温める根野菜だ」くらいは知っているでしょう。

それくらいポピュラーなショウガですが、栄養価は意外にも低く、その分、辛み成分のジンゲロンとショウガオールがたっぷり入っています。

体を温め、ダイエット効果や血流改善にも役立つショウガのすべてをしり、この冬を温かく過ごしましょう!!

ショウガの栄養素と効果

【ショウガの主な栄養成分】

  • カリウム
  • マグネシウム
  • カルシウム
  • ビタミンC

【ショウガに期待できる効能】

ショウガにはジンゲロンショウガオールという特殊な成分が含まれています。

この成分は、体を温め、発汗を促したり、熱を生み出す効果があるため、食材の中でも最も体を温める効果のある植物ともいえます。

この成分は生のショウガと乾燥させたショウガで効果が変わるのも特徴。

生のショウガは発汗、血流促進作用があり、体を即座に温め熱を出してくれるので、風邪で寒気がしたり、体の節々が痛むような時に有効で、熱を生み出す上に解熱作用もあるという、風邪の初期症状にぴったりの食材。

一方乾燥させたショウガは、漢方薬でもあり「乾姜(カンキョウ)」とも呼びます。

こちらは、血行を改善し、体の芯からじんわりと体を温めてくれるので、慢性的な冷えや、内臓の冷えによる胃腸機能の改善に最適。

そのほかにも、辛みによる胃液の促進で食欲増進、免疫力アップや、ガン予防、アンチエイジングなど数多くの効能が期待できる、万能薬なのです。

良いショウガの選び方と保存方法

ショウガの旬は2つあります。

新生姜の旬は6月~8月。

そして、根ショウガの旬は9月~10月の間。

根ショウガは一年中出回っている感じがしますが、どちらも同じショウガで、根ショウガは収穫後二ヶ月以上保存した状態で出荷したもので、辛みが強く繊維質。

一方新生姜は白っぽく柔らかくて、辛みも少ないもので、夏の内に早堀りしてすぐに出荷したものと、秋に収穫したものを保存加工せずにすぐに出荷したものになります。

とはいえ、どちらのショウガも夏が旬!

キズがなく、肉厚でふっくらしているものを選ぶようにしましょう。

因みに、切り口が濃い黄色のものほど、香りも辛みも強いショウガです。

そして、ショウガの保存方法は、新聞紙に来るんで、冷暗所で保存。

夏の暑い盛りは、冷蔵庫でもいいでしょう。

冷凍保存も可能ですが、その時は、一度すりおろして、ラップに包んで冷凍するようにしましょう。

ショウガを漢方として使う上手な方法!

ショウガは生と乾燥したものでは効果が違うため、風邪の引き始めからぶり返し予防まで、3パターンの使い方があります。

【風邪の引き始め】

ショウガ湯

ゾクゾクっとしたら風邪の引き始め。

生のショウガとネギを刻んで、お湯、もしくはほうじ茶を注ぎます。

そこに、醤油を一滴垂らしたら、風邪の引き始めにおすすめの特性のショウガ湯のできあがり。

体をすぐに温め、汗を促し、間接の痛みなども和らげてくれます。

【風邪で食欲が落ちてしまったら】

ジンジャーシロップ

本格的に風邪をひいてしまうと、食欲も落ちてきてしまいます。

そんな時には、水分と糖分を一気に摂れる「ジンジャーシロップ」がおすすめ。

薄切りにしたショウガと砂糖を鍋に入れて、数分間煮詰めます。

この時水は入れず、ショウガからでる水分で煮るようにしましょう。

できあがったシロップはお水やお湯で割って飲んでもよいですし、さっぱりしたいときは炭酸水で割って飲んでもいいでしょう。

甘く煮詰められたショウガも捨ててしまってはもったいないので、後で豚肉と一緒に煮るなどすると余すことなく栄養をとることができます。

【病み上がりのだるい体に】

乾姜

風邪は治ったものの、いつまた再発するかわからないし、体はなんとなくだるい。

そんな時には、乾燥ショウガでとどめの一撃。

皮付きのショウガを薄切りにして、ネットなどに入れます。

それを日の当たらない風通しの良い場所で干しておけば、1日~3日で乾姜に早変わり。

しっかり干したい時は1週間くらい干しても大丈夫です。

乾姜は煮物やスープに入れて食べる事によって、体の中から熱を作り出し、再び体が冷えたりしないほか、疲れた内臓に血流を促進させるため、体の免疫力がさらにアップします。

こんな使い方もあるショウガのヒミツ

ショウガには「気」を沈める作用があると言われており、ショウガに「丁字(クローブ)」を加えたお湯を飲むと、しゃっくりを止めたり、吐き気を抑えることができると言われています。

クローブ

※クローブ※

眉唾だけどNG組み合わせも

基本的にショウガはどんな物とも相性が良いのですが、「キノコ」とは組み合わせて食べない方がよいと言われています。

これは、ショウガとキノコを一緒に食べると、「痔」になるから……という理由なのですが、果たして本当なのでしょうか?