「もったいない!」捨てるあの部分でもう一品の知恵

捨てていたあの部分は栄養の宝箱だった!?

野菜を切ると大抵は捨ててしまう「皮」や「種」や「根」の部分。

ですが、「身を守るための皮」「栄養をすくい上げる根」「栄養を秘めるための種」には普段食べている部分より、はるかに多くの栄養が含まれていることも。

皮や種を捨てるようになったのは戦後の高度成長期に、農薬を大量に使うようになってから。

それまでは昔の人は皮や種、根の部分も含め全てまるっと食していました。

しかし、今での戦後の残留農薬を気にする世代は皮に残る農薬が……と気になり捨てるのが当たり前と思っているのですが、実は現代の農薬の規定では「皮ごと」「洗わなくても」大丈夫な安全基準で農薬が決められているため、野菜の皮も丸ごと食べても大丈夫だったのです。

もちろん、海外からの輸入品に関しては、防腐剤などの使用がなされていることもあるため、皮を剥いたりして使う必要がありますが、国産の物なら大抵は大丈夫。

農薬自体も改良されて、店頭に並ぶ頃には蒸発して無くなってしまう農薬や、収穫後には抜けてしまう農薬などが使われているため、種や根も安心して食べることができます。

捨てちゃう部分で美味しい1品を

種には可食部分にはない栄養素が

【カボチャ】

カボチャの種

カボチャの種はおつまみに最適。

栄養価も高く、食べ過ぎると太ってしまうと言われている程。

ワタにも栄養があるため、丸ごととって「掻揚げ」のようにして食べてしまいましょう。

コレステロール値を下げる不飽和脂肪酸とビタミンEをたくさん摂取することができます!

【ピーマン】

ピーマンは90%が水分。

ではどこに栄養が含まれているのかというと、種とワタの部分にほとんどの栄養が含まれているのです。

ですので、ピーマンを食べるときはヘタだけ固いので取り除き、あとは種付き、ワタ付きのまま天ぷらにしたり、肉詰めにしたりして調理すると良いでしょう。

むくみ防止のカリウムと、血行促進効果のあるピラジンをたっぷり取ることができるでしょう。

身を守るための皮は大事な栄養素が

【ゴボウ】

ゴボウ茶

ゴボウは皮を剥いてアクを抜いて……と手間をかけて食べるイメージがありますが、アクを抜く必要も、皮を剥く必要性も無かったのです。

これは、江戸時代の贅沢料理として料亭が食感や色味を生かすために皮を剥いたりして料理をしていたため、いつの間にかそうした風習がついてしまったのですが、ゴボウの皮にはほうれん草の3倍ものポリフェノールが含まれています。

また、ゴボウはアク抜きしてしまうと栄養素の大半が流れていってしまうので、よくドロを落としたらそのまま調理して食べてしまいましょう。

もし、気になるようならゴボウの皮を天日干しして、「ゴボウ茶」にすると良いでしょう。

【大根やニンジン】

きんぴら

大根やニンジンも皮を剥いて食べるイメージのある食べ物ですが、その皮には栄養がたっぷり。

また、野菜の皮には自分自身を土壌の中に含まれる雑菌から身を守るための天然の殺菌成分が含まれているため、いっそそのまま食べた方が実は衛生的でもあったのです。

これは、大根を切ってそのまま冷蔵庫に入れたとき、切り口にカビが生えるほうが、皮にカビが生えるよりも早いことからわかります。

もし何かの調理の過程でニンジンや大根の皮を剥いてしまった場合は、細長く切り、ごま油で炒め、砂糖と醤油と胡麻をかければ、あっという間に美味しくて栄養豊かな野菜のきんぴらができあがります。

もう一品欲しい時などにも最適で、お弁当のおかずにも、お酒のおつまみにもなります。

茎や葉も野菜の一部!!

【ブロッコリー】

野菜スープ

固いからと捨てがちなブロッコリーの茎ですが、普段食べている部分である花蕾と同じ位のビタミンや抗酸化作用がありますので、ぜひ食べておきたいところ。

花蕾を切り取ったのち、どうしても歯が立たない根元の部分だけを切り取り、後は固い皮の部分を剥いたら(もし柔らかければそのまま)短冊切りにして、コンソメスープの具として煮てしまいましょう。

溶け出したビタミンもスープとして一緒に飲めますし、固い茎も煮ることによって柔らかく、優しい歯ごたえになります。

【大根】

大根の葉の部分には、白い部分の5倍のビタミンCが含まれています。

その他にもビタミンEや食物繊維も白い部分の3倍もあります。

ですので、葉がついた状態での大根を見つけたらラッキー!!

刻んでごま油と炒め、醤油で少ししょっぱめに味付けをしたら、ご飯の上に乗せても美味しい醤油炒めの完成。

しょっぱめにしているので保存も利くし、お弁当のおかずとしても最適です。

【ニンジンやセロリ】

パンケーキ

ニンジンやセロリの葉も少し独特の香りがあるため、苦手として捨てられるケースがありますが、例えばニンジンの葉を一つとっても、タンパク質は赤い部分の3倍、カルシウムは5倍もあって、捨てるのはもったいない部分。

そんなセロリの葉やニンジンの葉は刻んで『ホットケーキミックス』と一緒に混ぜて焼けば、野菜ケーキに早変わり。

苦みが甘みに変わり、子どもでも大喜びで食べてくれるのでぜひ試してください!!

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