実よりも種を食べて栄養を補う昔ながらの知恵

実よりも種!? 植物の種で美味しく栄養素を取るコツを大紹介

野菜もフルーツも基本的に「実」や「葉」を食べるものだという思いがありますが、実は「実」や「葉」よりも、次なる成長へとつなげるための「種」のほうが栄養があるもの。

そんな「実を食べても美味しいけれど……種の方が栄養満載」な「植物の種」を美味しく食べるコツを紹介します!!

カボチャは「ワタ」「種」を食べた方が栄養満点!?

かぼちゃ

緑黄色野菜と言えばすぐに思い浮かべる「カボチャ」。

そんなカボチャを食べるときは、皆さんどのように食べていますか?

ほとんどの人は、「ワタ」や「種」を捨てて、黄色い部分を食べているかと思いますが、それは……「勿体ない!!」。

カボチャの種にはコレステロール値を下げる働きがある「リノール酸」や「不飽和脂肪酸」の他にも、ビタミンEやミネラルがかなり豊富に含まれています。

その栄養素たるや、実は黄色い実の部分よりも多いほど。

これは食べないなんて、勿体ないことこの上ない食べ物です。

カボチャの種の食べ方

カボチャの種

それでは、カボチャの種はどのように食べると良いのでしょうか?

まず、カボチャの種をワタごと取り出します。

この「ワタ」にも栄養が多く含まれているので、ここから種を外した後は、「ワタ」はスープに入れるなどして、余すことなく食べてしまいましょう。

そして種はそのままオーブンや、フライパンでから煎りして、ローストすればOK。

後は食べるときに皮を剥いて、中の緑の部分を食べましょう。

そのままおつまみとして、もしくは、シリアルに混ぜて牛乳やヨーグルトをかければ、グラノーラとして美味しく食べることができます。

ほんのりとした甘みと、野菜のローストされた香ばしさは後を引く美味しさ。

それで栄養価も高いのですから、昔の人カボチャの種を大切に取っておいた理由がわかりますね。

カボチャの種を食べると鼻血が出るという言い伝えの真偽

さて、こんなに栄養価のあるカボチャの種ですが、よく、お婆ちゃんに

カボチャの種を食べ過ぎると鼻血が出るので、○粒までにしなさい!!

なんて言われたことはありませんか?

実は、カボチャの種を食べ過ぎたからと言って「鼻血」が出ることはないのですが、栄養価が高くハイカロリーなため、たくさん食べると脂質の摂り過ぎになってしまいます。

ですので、あまりにたくさん食べると、ニキビや吹き出物が出ることもあり、そうした点も踏まえ、昔の人は「鼻血が出るぞ!」と警告していたのですね。

これは、「チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出る」という警告と同じようなものですので、あまり心配することはありませんが、ほどほどな量を食べるようにしましょう。

あの「苦いゴーヤも食べも食べられる!?」

ゴーヤ

ちょっと意外かもしれませんが、ゴーヤもカボチャと同じ「ウリ科」の植物。

もちろん、ワタも種も食べられるのです!!

しかも、実よりもビタミンCが3倍も多く含まれており、ゴーヤをよく食べる地方では種まで美味しく食べています。

因みにゴーヤのワタや種は「苦い」というイメージがありますが、「実はゴーヤの緑の部分よりも苦みは控えめ」。

そんなゴーヤのワタや種の食べ方を調べてみましょう!!

ゴーヤのワタや種の食べ方

ゴーヤを半分に切ると中に白いワタと、そのワタに包まれた種が入っていますので、それを取り出します。

ワタは紅ショウガと混ぜて、水で溶いた天ぷら粉と混ぜて「かき揚げ」にしてしまいましょう。

とてもフワフワで、苦みもあまり感じられずお酒のおつまみとして、とても美味しく食べられるのです!!

そして、種の方ですが、1日ほど天日干しした後、レンジもしくはフライパンでカリカリになるまでから煎りしたら完成。

粗塩を混ぜてそのまま食べれば、ポリポリと香ばしく美味しいナッツ系おつまみに早変わりです!!

種とワタを分けるのが面倒な場合

ワタも種も食べられるゴーヤですが、意外と売っているゴーヤは本州では小さいこともあり、種とワタに分けるのが面倒なことも……。

そんな時には「種もワタも丸ごと使う」というのも手です。

ゴーヤのワタをとり、種ごとざく切りに。

その中に卵と塩こしょう、あればパルメザンチーズを入れて、油を熱したフライパンでポロポロになるまで炒めれば、ケチャップをかけて美味しいフワフワ・ポリポリ新食感」のスクランブルエッグになります。

熟したゴーヤでも種は食べられる!?

ゴーヤの種

因みに、ゴーヤは熟すと黄色くなり、種の部分はゼリー状の果肉に覆われて、種自体も赤くなります。

黄色くなったゴーヤはボソボソになり美味しくないのですが、赤いゼリー状の果肉は甘くメロンのような味になり、沖縄の子どもは昔はこれをおやつとして食べていたこともあったほど。

また、赤くなった種もフライパンで煎れば上記と同じように、ナッツのように食べることができます。

野菜は、多部まで食べて、栄養を余すことなく摂取してしまいましょう!!

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