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肌トラブルを身近な食材でケアする昔ながらの知恵

生活で便利な知恵
肌トラブルを身近な食材でケアする昔ながらの知恵

虫刺されに水虫「お肌トラブル」に身近な食材が役に立つ!!

海水でニキビや肌荒れを治そうと海水浴に行ったり、キュウリやアロエで火傷治療をしたりと、医薬品が高級だった時代は、身近な食べ物等で肌トラブルに対処していました。

いまでは、皮膚科に行ってお薬をもらえたり、遅くまで営業しているドラッグストアで手軽にお薬を買えたりと便利な時代になりましたが、いざという時や、より体に優しく対処したい時などは、ナチュラルな昔ながらの方法で対処していくのもよいでしょう。

今回は、そんな昔ながらの肌トラブルの対処の仕方をお伝えします。

水虫には「ニンニク」か「緑茶」が効く

水虫は痒いし恥ずかしいしで、お薬を買いに行くのも病院に行くのもはばかられるものです。

ですが、もし、程度の軽いものでしたら身近な食材で治療してみてもいいかもしれません。

【ニンニク】

ニンニクには強い殺菌成分が含まれています。

臭いが強いのが難点ですが、ニンニクで水虫菌を殺すことができます。

ニンニク

■やり方■

  1. 洗面器に50度弱の、少し「熱いかな」と思える程度のお湯を注ぎ、そこに適当な大きさに切ったニンニクを入れます。
  2. 軽くニンニクの成分が出たら(ほのかにニンニクの臭いが漂います)、そこに足をつけ10分ほど浸けておくだけでOK。

ニンニクの殺菌成分によって水虫菌が退治できる上に、体もぽかぽかと温まります。

1度では殺菌しきれないかと思いますが、何日か続けてやってみるとよいでしょう。

【緑茶】

緑茶にも優れた殺菌成分があり、かの「さくらももこ」先生も著書で緑茶で水虫を治したと書いていたことがあります。

緑茶

■やりかた■

  1. 緑茶の出がらし(あまり出過ぎていても効果がないかもしれないため、ほどほどに成分を残しておきましょう)を、ストッキングやガーゼなどに包みます。
  2. 包んだ緑茶を幹部につけ、さらにガーゼなどで固定し、水漏れを防ぐためにラップや袋などで足ごと覆ってしまいましょう。
  3. そのままで1晩寝て、翌日はよく乾かして水虫菌を殺菌していきます。

【注意】

いずれも、水虫菌は一度では退治しきれないため長期戦になりますが、治療をしていて効果が感じられない、もしくは悪化するようであれば、すぐに市販の薬を購入するか、皮膚科で相談するかしましょう。

虫刺されには「塩」がいい

蚊に刺されたときなどのかゆみには、塩が効果的。

塩には皮膚の炎症を抑えたり、かゆみを抑える効果があるため、昔の人はニキビができたり肌が荒れたときは海に行ったりしたのですが、その応用で軽い虫刺されには塩マッサージをするのがいいのです。

■やり方■

  1. 塩をひとつまみ、虫刺された幹部にすり込むようにしてマッサージします。
  2. 腫れが酷かったり、かゆみが強い場合は塩を盛って絆創膏で固定しておきましょう。

塩

藪蚊程度でしたら塩マッサージでどうにかなりますので、BBQなどでかゆみ止めを忘れてしまったときなどや、外を歩いていて蚊に刺され、そのままファミレスなどに入った時にちょこっと塩をもらって、やってみるとよいでしょう。

【注意】

蚊などでしたら問題なく使える技なのですが、蜂やチャドクガ等ステロイドが必要になるような毒虫に刺された場合は、速やかに病院へ行って治療するようにしましょう。

日焼けでほてったら「牛乳パック」

日焼けをして顔などがほてってしまったときは、キュウリなどをつけてもよいのですが、もっと手軽にするなら「牛乳パック」がおすすめ。

体を冷やす効果もあるのですが、保湿効果もあり、日焼けで乾燥した肌に潤いをもたらしてくれます。

牛乳

■やり方■

  1. ティッシュペーパーに牛乳を浸します。
  2. それを顔や腕など、日焼けでほてった場所にのせていき、クールダウンさせてきます。

まぶたの上に乗せるとアイマスク代わりになり、目の疲れもとれて気持ちがよいです。

乾燥した肌には塩とオリーブオイル

日差しが強く、乾燥しがちな地中海性気候で育ったオリーブオイルは、肌の乾燥にとても効果的。

冬場に口の周りが乾燥したりしたときには、オリーブオイルでパックするとよいでしょう。

オリーブオイル

■やり方■

  1. 塩とエキストラバージンオリーブオイルを大さじ1ずつ混ぜ合わせる。
  2. 洗顔後、①の塩入りオリーブオイルを塗り込むようにマッサージ。
  3. 5分したら洗い流します。
  4. 洗い流すとしっとりしているのがわかると思います。

少しべたつくのが気になる場合は、使用する量を少なくするか、洗い流す際に軽く洗顔フォームをつけてしっかり落としてしまうとよいでしょう。

【注意】

目の周りや肌荒れしている場所につけてしまうと、刺激が強く逆効果になってしまいます。

また、脂肌の方の場合ニキビなどが出てしまう可能性があるため、乾燥している場所にのみ使うようにしましょう。