お餅を長期保存する昔ながらの知恵

昔ながらの知恵で余りがちな餅を保存しよう

毎年お正月シーズンになると食べる機械が増える「お餅」。

お雑炊にお汁粉にと、色々な調理法に使えて便利なのですが、一人暮らし、二人暮らしでも余ることが多くなってきました。

個別包装されているお餅は、通常ののし餅等に比べて比較的長持ちするのですが、それでもほっておくといつの間にかカビが生えていた……なんてことも。

今回はそんなお餅の保存に関する、昔ながらの知恵をお伝えします。

冷凍保存で1ヶ月

昔はお餅を縛り、冷たい風の吹く軒下に吊して保存していました。
それが「氷餅」。
信州の名物なのですが、凍るというよりも、乾燥した冷たい風に当てて干すという方が近いでしょうか。

お湯で戻すと「ドロっ」と半分溶けたような状態になり、食べやすくなります。

ですが、現代では、お餅を1つ1つサランラップに包んで、さらに2~3個ごとにジップロックに入れて冷凍してしまうのが早いでしょう。

冷凍保存であれば、お餅は1ヶ月ほど持ちます。
ただし、風味が落ちても気にならない場合は数ヶ月から1年ほど保存できるとのことです。

食べる時は、冷凍庫から出したまま自然解凍しましょう。

解凍したものを焼いたり、煮たりして食べるのも良いのですが、少し崩れやすくなってしまいますので、おすすめなのが「おかき」にしてしまうこと。

冷凍庫から出したお餅を軽く自然解凍し、薄切りにした者をフライパンでじっくり、弱火で焦げ目が付くまで焼いて完成。
お好みでお醤油やお塩を振れば、子どもも喜ぶおかきに早変わりです。

おかき

冷蔵保存ならわさびを入れて

お餅はとてもカビが生えやすい食べ物なのですが、冷凍すると風味が落ちてしまうのが嫌だ……という場合は、冷蔵保存。

ですが、そのまま冷蔵庫に入れてしまうのはNG!!

まずは、お餅を個別にラップで包み、タッパーなどに入れましょう。
そして、そのタッパーの隅に、アルミカップに入れたワサビを入れます。

ワサビがない場合は和がらしでも大丈夫です。
もちろん、市販のチューブでも大丈夫ですが、粉わさびを練って使った方が安上がりでしょう。
どちらも防カビ効果があるため、昔から保存時に使われてきました。

ただし、わさびを入れたところでカビを100%防ぐことができるわけではありません。

冷蔵保存の場合は、大体1週間以内に食べきるようにしましょう。

わさび

常温保存するなら昔ながらの「水餅」で

昔ながらの保存方法で「水餅」というものがあります。

これは、鏡餅などの保存のために考え出された方法で、お水を入れたタライにお餅を浸し、カビが生えないようにお水でガードしていくという方法です。

水餅

もちろん、お餅は完全に水没させて、毎日お餅を洗い、水替えをする必要はあります。
手間がかかる上に、本来は土間などの冷たい冷暗所で保存させておく物なので、現代でしたら、蓋付きのタッパーなどに水を張り、その中にお餅を沈めて冷蔵庫に入れると良いでしょう。

外に出しておいたお水が凍るような、東北より北に住んでいる場合は、ベランダや雨が入らないような物陰に置くのもありでしょう。

この水餅。
冷凍するよりも風味もよく、ふんわりと柔らかい食感が楽しめるのですが、手間もかかるし、カビも生えやすい保存方法です。
できる限り、2~3日中に食べるようにしましょう。

また、この水餅は溶けやすく火を通すと溶けやすいので、ぜんざいなどとして食べるのはもちろん、小さく切って、クッキングペーパーに広げて、レンジでチンをし、上にピザの具を乗せて焼いて、餅ピザとして食べると子どもでも食べやすく、おすすめです。

★水餅ピザのレシピ★

■材料■

  • 水餅
  • ケチャップ
  • とろけるチーズ
  • ピーマン
  • ハム
  • (他、ピザとして使いたい材料)

■作り方■

①水から出した水餅を小さく切り、クッキングペーパーにのせます。

②レンジで2分ほど加熱して溶かします。

③②の溶けたお餅の上にケチャップを塗り、輪切りにしたピーマンや細切りにしたハムをのせて、とろけるチーズを乗せて、オーブンで焦げ目が付くまで焼きます。
(この際、クッキングペーパーに乗せたまま焼きましょう)

もちピザ

カロリーが高いお餅をさらにピザにするので、お正月太りが加速しそうなレシピですが、鏡餅の残りなどで作れば、サイズ的にも丁度良くなりますし、和食に飽きた舌には美味しく感じられるでしょう。

 

冷凍・冷蔵・常温と、昔ながらの方法でのお餅の保存方法をお伝えしましたが、お餅はカビが生えやすいので、食べ切れる分を買って、無駄なく食べるようにしましょう。

ページトップ