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肌荒れに効果的な昔ながらの知恵薬

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肌荒れに効果的な昔ながらの知恵薬

肌荒れというのは、本当に嫌なものです。
肌が荒れているというだけで、テンションが下がってしまうものです。

肌荒れというのは、ストレスや睡眠不足、老化などさまざまなものの影響を受けて起こるものです。
さまざまなものの影響を受けて起こる肌荒れだからこそ、体の内側から薬効を取り入れる昔ながらの知恵薬で改善していきたいものです。
ここでは、肌荒れに効果的な昔ながらの知恵薬をご紹介していきましょう。

酢大豆

酢

酢大豆というのは、その名前の通り、酢に大豆を浸けたものです。
「酢豆」と呼ばれることもあります。

酢大豆というのは昔からさまざまな薬効のある保存食として知られていました。
実際に、日本各地に酢大豆というのは受け継がれているのです。
疲労回復はもちろん、老化予防、便秘解消といった効能があります。
これだけでも十分すぎるのですが、酢大豆というのは肌荒れにも効果的なのです。
大豆に含まれているイソフラボンが女性ホルモンであるエストロゲンと同じような働きをしてくれるので、肌のハリやツヤといったものをしっかりと保ってくれるのです。

腸内環境をよくしてくれるオリゴ糖、肝臓を労わってくれるレシチンも豊富に含まれています。
大腸や肝臓に問題があると、それが肌にまで影響を及ぼすのです。
酢大豆で体の内側から肌を整えていきましょう。

では、酢大豆の作り方についてご紹介していきたいと思います。

まずは、乾燥大豆を適量用意します。
適量の乾燥大豆を水でさっと洗って、ザルにあげて水を切っておきます。
次に、水を切った大豆を8分ほどフライパンで焦げないように炒っていきます。
焦げないようにしっかりと炒ったら、大豆の粗熱を取り、口の広いビンに入れます。
大豆がヒタヒタに浸かるまで酢を注いで、冷蔵庫で4日から5日ほど保存しておきましょう。
大豆が酢を吸収していきますので4日から5日ほど経つまでに酢を継ぎ足すのを忘れないようにしておきましょう。
これを1日10粒を目安にいただきます。
冷蔵庫で保存して、だいたい1ヶ月ほどで食べ切るようにしておきましょう。
作るのも簡単ですし、ヘルシーなおやつとして気軽に食べることができます。

ユズ

ゆず

ユズの香り成分というのは、本当にさまざまな薬効を持っています。
ユズの香り成分が血行を促進してくれるユズ湯というのは、関節の痛みなどにも効果的なのですが、実は肌を滑らかにしてくれる薬効も持っているのです。
実際に、ユズ湯に入ったことのある方であれば、感覚としてわかる部分もあるのではないでしょうか。
ユズの果皮に含まれるヘスペリジンには、肌の潤いの源であるコラーゲンの生成を促進する作用があるのです。
しかも、ユズの皮のビタミンC含有量というのは、柑橘類の中でもトップクラスです。
ビタミンCコラーゲンを作るのに欠かすことのできない栄養素になりますので、ユズ湯だけではなく、ユズを薬味などの形でも摂取していきたいものです。
肌荒れの予防にもなります。

ドクダミ茶

どくだみ茶

昔はどこにでも生えているイメージのあったドクダミですが、最近は見つけようとしないとなかなか見つからないものです。
このドクダミを使ったドクダミ茶というのも、肌荒れには効果的です。

もともとドクダミというのは、化膿性皮膚炎や水虫などの治療に古くから使われてきました。
「毒を矯める(毒を矯正する)」というのが語源になっていることもあり、お茶としていただくことによって体の中から不調の原因を取り除いてくれます。
特に、強力に働きかけてくれるのがクエルチトリンイソクエルチトリンといった成分です。
これらの成分は、毛細血管を広げ、新陳代謝をアップさせてくれます。
肌細胞の生まれ変わりを促進してくれるのです。

また、体内の老廃物を排出してくれるデトックス効果もありますので、吹き出物などができにくい体へと変化していきます。
緩やかな体質改善が期待できるといっていいでしょう。
1日1杯を目安にドクダミ茶を飲んでみましょう。
ドクダミ茶というとものすごい癖がありそうに思えるのですが、市販されているブレンド茶などにも入っていることが多いので、そう抵抗感なく飲み続けることができるかと思います。