かゆみや湿疹に効く知恵薬

かゆみや湿疹というのは、非常に身近な症状です。
何もないところが突然かゆくなったり、気づいたら湿疹ができていたりすることはよくあるものです。

しかしながら、かゆいからといってそのままかきむしっていたのでは、症状はよくなりません。
むしろ、かきむしることによって悪化していくでしょう。
傷ができて血がにじんでしまうこともあるでしょうし、そこから炎症が起こって化膿してしまうこともあるかもしれません。
そうなる前に、昔ながらの知恵薬でかゆみや湿疹へしっかりと対処していきましょう。
思っている以上に症状が改善されますので、気持ちにも余裕が出てくるでしょう。

かゆみや湿疹はなぜ起こるのか

気づいたらかゆいところがある、湿疹ができているというのはよくあることかと思います。
かゆみや湿疹にもいろいろな原因が考えられるのですが、細菌やウイルスによるものも少なくありません。
細菌やウイルスというのは、常に身の回りにあるものです。
そういったものがちょっとしたきっかけでかゆみや湿疹を引き起こしてしまうのです。
しかしながら、細菌やウイルスによるかゆみや湿疹というのは昔から頻繁に起こっていたことです。
だからこそ、昔ながらの対処法で十分に改善が期待できるのです。
ただ、アトピー性皮膚炎やアレルギー性の疾患は別問題になってきますので、医療機関で診てもらうようにしましょう。

ユキノシタの貼り薬

ユキノシタ

ユキノシタには、ベルゲニンという成分が含まれています。
このベルゲニンという成分は、解毒作用に優れており、肌の炎症を鎮めてくれるのです。
5枚から6枚ほどのユキノシタの葉をガーゼにくるんで、汁がしみ出してくるまでよく揉みます。
ガーゼにユキノシタの葉から出た汁が染み込んでいるかと思いますので、ユキノシタの葉を取り出して、ガーゼのみをかゆみや湿疹のある部分に貼り付けましょう。
1日に数回取り替えて、そのたびに新しい葉を使うようにします。
かゆみや湿疹だけではなく、虫刺されやできものなどにも効果的です。
ユキノシタは北海道を除いて、全国に広く自生しています。
ピクニックやキャンプなどでかゆみや湿疹、虫刺され、できものに悩まされたら、近くにユキノシタがないか探してみましょう。
ユキノシタがあれば、すぐにでも対処ができます。
こういった対処法を知っておくと、アウトドアでも役立つものです。

ゴボウのゆで汁

ごぼう

ゴボウを切って水にさらしておくと、見ているそばから水が赤茶色に変化していきます。
見ているだけでも面白い現象なのですが、これはいわゆるアクが出ている状態です。
渋味成分であるタンニンの色が出ているのです。
タンニンは、雑菌を減らして、炎症を抑えてくれます。
湿疹においては、まさに特効薬となってくれるのです。
細切りにした100gほどのゴボウを200㎎の水でゆがいていきましょう。
冷めたゆで汁でかゆみや湿疹のあるところをよく洗っていきましょう。
かゆみが強い場合には、かゆいところを5分ほどひたしておくといいでしょう。

カワラヨモギの煎じ汁

カワラヨモギ

カワラヨモギというものをご存知でしょうか。
名前だけではよくわからないという方でも、実物を見れば「見たことある!」と思い出すことができることでしょう。
名前の通り、川原に生えるヨモギという意味なのですが、一般的にヨモギと聞いたときに思い浮かべるものとは別物になります。
その見た目はもちろん、薬効もヨモギとは別物なのです。
カワラヨモギは、その昔からかゆみを伴う皮膚疾患によいとされてきました。
晩夏から初秋にかけて咲く黄色い花を薬として使います。
香り成分であるベータピネンカビレンに抗菌作用があります。
濃い目に煎じた汁でかゆみや湿疹のあるところを洗うと、それだけでかゆみや湿疹が鎮まるのです。
最近では、新しい薬効として抗アレルギー作用や細胞修復作用が期待されていて、カワラヨモギエキスの配合されたローションがさまざまなところで活用されているようです。
では、肝心のカワラヨモギの煎じ汁の作り方についてご紹介していきましょう。
8月から9月頃に花の咲いているカワラヨモギを摘み取ります。
取ってきたカワラヨモギを陰干しにして、乾いたら花穂だけをもぎとっておきます。
もぎとったカワラヨモギの花穂5gほどを400mlの水と一緒に鍋に入れて、その水が半分以下になるまで煎じていきます。
煎じたものからカワラヨモギの花穂を取り除いて、かゆみのあるところを1日数回洗っていきましょう。

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