あせもに効果的な昔ながらの対処法

汗をかく季節になると、あせもに悩まされるという方も多いでしょう。
日常生活に支障が出るほどではないにしても、やはりかゆかったり痛かったりというのは気になるものです。

何よりも目立つところにあせもができてしまうと、見た目にもかなり痛々しい印象を与えてしまいます。
しばらくすれば自然に引くかもしれませんが、すぐにまたあせもができてしまうでしょう。
昔ながらの対処法であせもを改善し、予防していきましょう。

あせもはなぜ起こるのか

汗を出す汗腺という部分があるのですが、これが詰まることによってかゆみや痛みを伴う発疹ができるようになります。
これがあせもです。
特に、子どもは汗腺が未発達なこともあり、あせもになりやすい傾向にあります。
また、大人の方でも汗をかきやすい方というのは、やはりあせもになりやすいものです。
かゆみを伴うあせもの場合、やはりかいてしまう方も多いでしょう。
しかしながら、かゆいからといってそのままかいてしまうと症状は悪化してしまうだけです。
昔ながらの対処法を実践して、あせもの改善を目指していきましょう。

ビワの葉の煎じ汁

ビワ

ビワの葉が健康にいいということについては、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
その昔からビワの葉というのは、いろいろな形で民間療法に活かされていました。
特に、あせもに悩んでいる方というのは大昔からビワの葉の煎じ汁を特効薬として活用してきたのです。
新芽から成長して深い緑色になったビワの葉には、アミグダリンという成分が含まれています。
このアミグダリンという成分には、肌の雑菌をやっつけてくれる作用があるのです。
赤ちゃんのおむつかぶれにも効果的で、かぶれやすい布おむつが主流だった時代は多くの親御さんがこのビワの葉の煎じ汁にお世話になったものです。
ビワの葉の煎じ汁は冷蔵庫で1週間ほど保存することができますので、あせものできやすい夏場には常備しておきたいものです。
では、肝心のビワの葉の煎じ汁の作り方についてご紹介していきましょう。
まずは若葉ではない色の濃いビワの葉を8枚から10枚ほど用意して、よく洗っておきます。
洗ったビワの葉を300mlほどの水と一緒に鍋に入れて、沸騰させないように火加減を調節しながら水の量が3分の2くらいになるまで煎じていきます。
煎じたものを冷まして、コットンやガーゼンをひたして、あせものできているところをはたくようにしていきましょう。
これだけであせもがかなり改善されるはずです。

桃の葉湯

桃の葉

今の時代、土用の丑の日といえば、やはりうなぎです。
夏の暑さに備えてスタミナをつけるためにうなぎを食べるというのが一般的です。
しかしながら、昔の人は桃の葉を入れた丑湯(桃湯)を楽しむこともひとつの習慣にしていたのです。
あせもや湿疹などに効いてくれる桃湯に入ることによって、肌の不調というものを遠ざけようとしていたのです。
逆に言えば、それだけ桃の葉が頼りになる存在だったということでもあります。
実際に、頼りになる薬草として重宝されていました。
桃の葉の薬効成分に関しては、ビワの葉と同じアミグダリンというものが主になってきます。
陰干しした桃の葉を一握り、布袋やネットに入れてお風呂に浮かべましょう。
それだけで桃の葉湯の完成です。
おむつでかぶれてしまった赤ちゃんの肌にも効果的ですので、親子で一緒に桃の葉湯に入るのもいいのではないでしょうか。

ツユクサ湯

ツユクサ

ツユクサと言えば、一度くらいはその名前を見聞きしたことがあるのではないでしょうか。
初夏から晩夏にかけて、田んぼのあぜ道などで見かけるのがツユクサです。
見た目には普通の可愛らしい花なのですが、実はあせもに効く天然の入浴剤となってくれます。
可愛らしい青紫の花を見つけたら、一握りほどを摘み取っておきましょう。
お風呂に浮かべれば、簡単にできるツユクサ湯の完成です。
朝に咲くツユクサの花は、昼過ぎにはしぼんでしまいます。
しかしながら、仮に花がなくともその薬効には変わりがありません。
花や葉、茎を水洗いして、天日でカラカラになるまで乾燥させておきましょう。
こうすれば、保存もきくようになります。
その際には、乾燥させたツユクサを20gほど布袋などに入れて、お風呂に浮かべましょう。
ツユクサにはタンニンが含まれるのですが、このタンニンが肌を引き締めてくれます。
肌を引き締めてくれることによって汗をかきにくくしてくれますので、あせもの悪化を防ぎ、予防もしてくれるのです。

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