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意外に知らない?昔ながらの料理の基本

生活で便利な知恵
意外に知らない?昔ながらの料理の基本

最近では、温めるだけでOKなレトルト食品も多くなりましたし、出前などもかなり充実するようになりました。
そのため、料理をするという方のほうが少なくなっているかもしれません。

しかしながら、料理のひとつくらいは覚えておきたいものです。

昔では当たり前だった料理の基本も、現代人にとっては目新しいものになっているかもしれません。
ここでは、意外に知らない昔ながらの料理の基本についてご紹介していきたいと思います。
料理の基本を知っておくことによって、調理をよりスムーズに、また料理をよりおいしく仕上げていくことができるのです。

煮物に火が通っているかわからないときには

煮物を作っているときに、気になるのが「きちんと火が通っているかどうか」です。
「できた!」と思って食べてみたら、まだ生だった・・・なんてことはできれば避けておきたいものです。
生で食べられるものであればいいのですが、生で食べることに適さない食材を使っている場合には一大事です。
では、煮物に火が通っているかどうかわからないときにはどうやって確かめればいいのでしょうか。
煮物でよく使う食材別にみていきましょう。
まずは、豆腐についてです。
豆腐に関しては、鍋の中で豆腐が浮き上がってきたら火が通ったことのサインです。
ぷかぷかと豆腐が浮いているようであれば、大丈夫でしょう。
次に、肉です。
それこそ肉は生のままでは大変です。
肉に火が通っているかどうかを確かめるときには、串で肉を刺してみましょう。
串で刺したときに、血がにじんでこなければ大丈夫です。
続いて、いもです。
煮物といえば、いもは欠かすことのできない存在です。
いも串を刺して、火が通っているかを確かめます。
すっと串が刺さるようであれば、問題ありません。
そして、最後に豆です。
豆も煮物には欠かすことのできない存在です。
豆は一粒つまんで、指で簡単につぶれるかどうかを見ましょう。
簡単につぶれるようであれば、火は通っています。
下ごしらえも味付けもバッチリなのに生煮えでは、本当にもったいないものです。
煮物において、火が通っているかどうかの確認は必須といっても過言ではないのです。

焼き道具の使い分けがわからないときには

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最近は電子レンジにいろいろな機能がついているため、電子レンジで何でもできてしまうようなところがあります。
そのため、いざその他の調理器具を使おうとすると、どれをどのようなときに使えばいいのかわからなくなってしまうということもあるでしょう。
特に、焼き道具に関しては悩んでしまう方も多いようです。
ここでは、焼き道具の使い分けがわからないときにどうすればいいのかについてお話ししていきましょう。
まずは、それぞれの焼き道具にどのような料理が向いているのかを知ることです。
例えば、オーブントースターであれば、焦げ目をつける料理や短時間でOKの焼き料理に向いています。
フライパンであれば、下味のついているものに適しています
さけのムニエルやぶりの照り焼きなどは、フライパンがおすすめです。
こんがりとおいしく仕上げてくれることでしょう。
焼き網であれば、魚の塩焼きや焼きナスなどがおすすめです。
焼き網に関しては、初めに強火で網を熱しておくといいでしょう。
料理をおいしくいただくためには、それぞれの料理に適した道具を選んでいきましょう。

野菜を入れるタイミングがわからないときには

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1回の料理でもいろいろな野菜を使うものです。
しかしながら、その野菜を入れるタイミングがわからないという方も多いのではないでしょうか。
実際に、野菜を鍋に入れるタイミングというのは素材によって違ってきます。
根ものは水から、葉ものは湯から」と覚えておくといいでしょう。
例えば、にんじんやタイ根、かぶ、じゃがいも、さつまいも、里芋、ごぼう、がぼちゃ、れんこんなどの根ものは水からゆでていきます。
一方で、ほうれん草やキャベツ、チンゲン菜、ブロッコリー、カリフラワー、さやえんどう、アスパラガスなどの葉ものは熱湯に入れるようにしましょう
野菜だからと根ものも葉ものも同じタイミングで入れてしまえば、一方には火が通って一方には火が通らないということもありますし、逆に一方には火が通って一方には火が通りすぎてしまうということもあるのです。
面倒に思えるかもしれませんが、こういったタイミングを知ることによってそれぞれの野菜を一番おいしい状態でいただくことができるのです。