鶏卵よりもウズラの卵!? 小さな殻に包まれた栄養に迫る

鶏卵よりも栄養のある小さなウズラの卵は先人が見つけた宝物

ウズラの卵は、私達が一般的に「卵」として食べている鶏の卵よりはるかに小さいですね。

ですが、あの小さな卵から鳥が羽化するエネルギーは、ウズラも鶏も代わりません。

つまり、あの小さな殻の中にはぎっちりとエネルギーが詰め込まれているのです。

しかも鶏卵に比べてタンパク質の多いウズラの卵は、薬膳として愛用されてきたのです。

小さなウズラの卵の大きな力

ウズラの卵

ウズラの卵を食していたという記録は、平安時代に調理法について残されている書物があることから、かなり古くから食されてきたことがわかります。

明治時代中期からは鶏のように、卵をとるための飼育が本格的に進められ、当時はウズラの卵が肺病や心臓病の薬になるとして珍重されたのですが、販売経路が限られること、原価が高いこと、そしてなにより、第二次世界大戦によって飼育は回目釣ってきな状況になりました。

現在では豊橋市を中心に飼育はされており、もちろんスーパーで手に入るウズラの卵はすべて飼養によるものです。

そんなウズラの卵。

日本だけではなく、世界各国、ウズラが生息する地域では食べられているのですが、料理にというよりも、強精滋養剤として食べるという感覚、いわばスッポンのようなポジションです。

ハンガリーに至っては、ウズラの卵を使った「カサノバ」というリキュールがあるのですが、男性の性的不能の治療として用いられているほどです。

中国でも、朝鮮ニンジンやマムシ同様高い効果があるとして珍重されてきた歴史があるそうです。

現代では「そこまで強い力はないよ」と言われてしまいますが、それでも、豊富なたんぱく質や鉄分、ビタミンD・B2・B12、さらには葉酸までもあり、血を補い、内臓機能を高めるとしています。

もちろん、貧血や栄養不良、不眠、虚弱体質を改善し、さらには視力低下予防にもいいと言われているパワーフード。

毎日2~3個食べることで、老化防止や美容の効果もあり、めまい・倦怠感・記憶力低下などの精神的な不調にも効果があるため、受験生などにぜひ食べてもらいたい食べ物です。

オススメウズラの卵の食べ方

【ウズラの卵の薬膳スープ】

酸辣湯

※酸辣湯にもよく入っています※

アンチエイジングが気になる方はウズラの卵の薬膳スープがおすすめ。

■材料■

  • クコの実
  • 金柑
  • ウズラの卵
  • 中華スープの素
  • 塩コショウ

■作り方■

①ウズラの卵は一度茹でて殻を剥き、ゆで卵にしておきます(元々ゆで卵になっている物を買ってもOK)

②金柑は洗って半分に、棗も半分に切っておきましょう。

③鍋にクコの実、棗、ウズラの茹で卵、金柑、中華スープの素を入れて弱火で30時間ほど煮込んでいきます。

④仕上げに塩コショウで味を整えて完成。

かなり薬膳味の強いスープとなり、苦手な人もいるかもしれませんが、ウズラの卵はもちろん、クコの実、棗は栄養の塊りとして薬膳で珍重される食材。

そこに体の巡りを良くする金柑を入れることで、体中にエネルギーを巡らせます。

疲れていた肌や髪などが元気になり、1杯飲めば5歳くらい若返る……かもしれません。

【薬膳ウズラの卵入り肉野菜炒め】

ユッケ

※ユッケにウズラの卵が入っているのも意味があります※

不眠や貧血など、どことなく体調がすぐれないときにオススメな一品。

■材料■

  • 牛肉
  • チンゲンサイ
  • 竜眼肉
  • ウズラの卵(茹で卵)
  • 中華スープの素
  • 塩コショウ

■作り方■

①フライパンに油をひき、熱します。

②食べやすい大きさに切った牛肉を炒めます。

③牛肉に火が通ったら、細切りにしたチンゲンサイ、ウズラの卵を入れてさらに炒めます。

④全体的に火が通ったら、中華スープの素、塩コショウで味をつけて完成。

こちらも、薬膳味の強い一皿となりますが、スープよりも食べやすく、いずれの食材も心を安らかにし、血を補う力があります。

竜眼肉などは手に入りにくいので、ない場合は、入れずに作っても美味しいでしょう。

また、オイスターソース炒めにしても美味しく食べることができます。

ウズラの卵は何時食べてもいいわけではない

栄養があり、食べやすいウズラの卵なのですが、具合の悪い時にいつでも食べて良い……というわけではありません。

胃腸風邪をひいてしまったとき、咳や痰が多い時は控えるか、食べても1個だけにするなど、少量にするようにしておきましょう。

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