現代人にこそ必要なデスクワークで疲れた目・肩を癒す昔ながらの知恵

長時間のデスクワーク……「しょぼしょぼの目」「ガチガチの肩」を癒す方法は昔からあった!?

現代人の目や肩は昔に比べてはるかに酷使されています。

長時間に及ぶOA作業による眼精疲労。

キーボード操作による肩こり。

スマートフォンによる眼精疲労や肩こり。

ともかく、目と肩に負担が大きく、眼精疲労や肩こりで頭痛や吐き気、ドライアイやストレートネックになってしまう問題もあります。

このような問題は現代に限ったこと……と思いきや、実は夜、ろうそく(実際には魚油などによる行燈)による薄暗い明かりの下で裁縫をしていた江戸時代の人々も、眼精疲労や肩こりに悩まされることがありました。

疲れ目からくる霞み目をお寺や神社による参拝で祈祷しに行くという文献も残っているほどですから、真実味があります。

目薬なんてなく、眼鏡なども高級品だった時代に編み出された肩こりや目の疲れを癒す方法とは、一体どのようなものだったのでしょうか。

現代でもお勧め「カロテンジュース」

カロテンジュース

現代でもよくお勧めされるのが、ニンジンのβカロテン。

βカロテンは目の粘膜を強くする働きがあり、現代でもその有効成分は一押し。

大昔は、ニンジンは高級品でしたが、今では一袋いくらという価格で、常にスーパーに売られている台所の優等生。

そこに同じくカロテンとビタミンCがたっぷり含まれているトマトを加えることで、朝においしい、目においしい1杯が出来上がります。

カロテンジュースの作り方は簡単。

ニンジン・トマト・レモン汁を適当な大きさに切り、ミキサーにかけるだけ。

食物繊維が多いので、お腹を下しやすいという方は、漉して飲むと良いでしょう。

ニンジンは皮の方がたくさんのβカロテンが含まれているので、皮ごと良く洗ってミキサーにかけるのがおすすめ。

心配な場合は、無農薬のニンジンを使うと良いでしょう。

トマトの時期が終わったら「ブルーベリースムージー」

ブルーベリー

目に良い成分として有名な「アントシアニン」がたくさん含まれているのがブルーベリー。

眼精疲労のサプリメントでもブルーベリーが使われているので、その有効性は折り紙つき。

アントシアニンの弱点は、食後4時間ほどで効果が現れるものの、24時間後にはその成分が身体からなくなってしまうという点。

ですので、アントシアニンは一度にたくさん食べるのではなく、少量を毎日とるのがポイント。

そんなブルーベリーはスムージーにすると口にしやすく、朝すっと飲めばよいだけなのでお勧めです。

作り方はカロテンジュース並みに簡単。

ブルーベリーとヨーグルト、少量の牛乳とハチミツをミキサーに入れて混ぜるだけ。

ブルーベリーは日持ちしなさそうですが、実はアントシアニンは加熱しても冷凍しても成分がほとんど変化しないため、たくさん買って冷凍しておくこともできます。

場合によっては輸入品のブルーベリーの冷凍もありますので、安い時に買いだめしておくのもおすすめです。

ちょっとドキドキ!? 番茶の手作り目薬

番茶

目薬なんてなかった時代、一般市民は手作りの目薬を作っていました。

インドの目薬では現代でもメグスリノキやハチミツなどで、ナチュラルなものを作っていますが、防腐剤などを含んでいないその効き目を求めて、日本でもよく通販されていることがあります。

日本では昔、カフェインを含まず、炎症を抑える働きのある「番茶」に、殺菌作用のある塩を少量入れたものを目薬として使用していました。

作り方は下記の通り。

番茶の目薬の作り方

  1. 番茶に熱湯を注ぎ、濃い目の番茶を出し、塩を一つまみ入れて常温まで冷まします。
  2. 茶こしでよく番茶を漉して茶葉を取り除き、スポイトで目にさして洗います。
  3. 1日2回位を目安にすると良いのですが、衛生的なことを考えると冷蔵保存をし翌日には使い切るようにしましょう。

もちろん、番茶は冷まして、自己責任の元試してください。

アレルギーがある方や結膜炎などの目の疾患がある場合や、衛生面が気になる場合は目に入れるのはやめて、この番茶をハンカチやガーゼなどに浸し、温かいうちに目の上に乗せて、目の温シップのようにして使うと良いでしょう。

因みに充血しているときは冷やした方がよいので、冷たくした番茶をハンカチに浸して目に乗せるほうがよいです。

肩頃にはお酢の温シップ

肩こり

筋肉痛・肩こりを和らげる働きのあるお酢を使った、お酢の温シップも肩こりにオススメ。

お鍋にお酢を大さじ1杯、塩を小さじ1杯入れ、そこに500ccくらいの熱湯を注ぎましょう。

火傷しない程度まで冷めたら、そこにガーゼやハンカチを入れて浸し、絞ったら温かいうちに肩や首などのこった部分に乗せて温シップとして使いましょう。

こちらももちろん、火傷しないように「気持ちいいな」と感じる温度まで冷ましてから使うようにしましょう。

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