夏バテは昔の知恵からできた「飲み物・食べ物」で追い払おう!

昔から夏は暑かった! そんな夏を乗り切る先人達の知恵をお伝えします!

近年、地球温暖化の影響からか、日本に限らず、世界中で夏場の気温が急上昇しています。

毎年夏になると流れる「観測史上最高気温」という言葉を聞いただけでもげんなりしてしまいますよね。

さらに、日本の都市部ではクーラーの使用により、外は地獄のような暑さ、建物の中は風邪をひきそうになるほどの寒さに体がついてこれなくなっている人が大勢います。

そうなると、食欲不振や、寝ても疲労が抜けない、どことなく元気がなくなるといった「夏バテ」の症状が現れるようになるのも当然のこと。

血行も悪くなることもあり、夏バテは夏に限らず、その後の秋~冬までの体調にも影響を及ぼすことがあるため、できるかぎり夏に負けない体を作っておきたいところ。

そんな夏バテに効果的な「飲み物」と「食べ物」を、お婆ちゃんの知恵袋からご紹介します!!

冬よりも夏に飲みたいのは「甘酒」

甘酒

最近ではようやく「飲む点滴」とまで言われ、注目されるようになった甘酒ですが、少し前までは甘酒といえば「初詣」や「ひな祭り」など、寒い時期のイベント事で飲むような飲み物でした。

ですが、江戸時代は甘酒といえば「夏バテを防ぐ飲み物」として、一般市民が夏の間毎日のように飲む飲み物で(因みに平安時代くらいまでは貴族の飲み物でした)、最も「ツウ」な飲み方は「熱々の甘酒にショウガ汁を入れたもの」だったのです。

暑い日に熱い飲み物を!?

なんて思うかもしれませんが、冷たい物ばかりを飲んだり食べたりして、冷え切った胃腸・内臓は酷く弱ってしまいます。

そこで、ブドウ糖やビタミン類がたっぷり含まれた、「飲む点滴」と言われる暖かい甘酒と、体を温めるショウガを補給することで、栄養分の補給と体の冷やし過ぎをセーブすることができたのです。

現代でも、温めた甘酒にショウガの絞り汁を入れるだけで当時の味を再現できますので、真夏と言わず、梅雨が始まる頃から少しずつ飲んでいってみてはどうでしょうか。

夏の目覚めに「ハチミツリンゴ酢」

リンゴ酢

疲れが抜けず、朝から暑くてだるい……。

そんな夏の朝は、体の疲れを取り、元気回復成分がたっぷり入っている、「お酢」がおすすめ。

とはいえ、寝起きにお酢を飲むのは辛いところ……。

ですので、飲みやすさNo1の「リンゴ酢」が朝の1杯としておすすめ!

リンゴ酢はそのままでも甘いのですが、やっぱりちょっとそのままだと咽せてしまう可能性がありますので、これも栄養の塊である「ハチミツ」を混ぜて飲むのがベスト。

比率は、「大さじ1杯のリンゴ酢:大さじ1杯のハチミツ」これを180mlの水や炭酸で割って飲むと、飲みやすくて栄養も補給ができ、夏バテ予防にも最高の「目覚めの1杯」ができます!!

昔を思い出す味「麦焦がし」は祖母の記憶

夏休み

「麦焦がし」。

今ではこの名前を知っている人も少なくなってしまったかもしれませんが、50代、60代の方は「懐かしい!!」と笑顔になるかもしれません。

「麦焦がし」は昔懐かしのおやつで、炒った大麦をひいた粉を練った昔のおやつ。

田舎に帰り、炎天下の森や川で遊んだ子どもたちに、お婆ちゃんが手作りで出してくれるような、家庭の味のおやつでした。

科学的に見ると、大麦には食物繊維の他に、疲労回復に役立つ成分「ナイアシン」がたくさん含まれており、そこに砂糖やハチミツ、黒砂糖なんかで味を付けて食べるので、それはもう、夏バテ予防に最高のおやつになるわけです。

作り方も簡単ですので、ぜひ、知っている方はあの懐かしい味を、知らない方は当時の味を再現するつもりで、ぜひ挑戦してみてください。

【麦焦がしの作り方】

大麦

■材料■

  • 大麦(20g)
  • 熱湯(50ml)
  • お好みでハチミツ・黒砂糖と塩少々

■作り方■

1麦をフライパンで炒り、茶色くなったらすりこぎで粉末状になる迄ひいていきます。
(麦焦がし粉という物も市販で売っているので、そちらが手に入る場合はそれでもOK)

2麦焦がし粉をマグカップに入れて、熱湯を少しずつ注ぎ、練ります。

3なんとなく練り上がったら、そこにハチミツか黒砂糖をお好みで入れて、少量の塩を入れて完成。

麦焦がし粉は、別名「はったい粉」とも呼ばれており、自分で作らなくとも健康食品や、手作りお菓子の材料コーナーなどで売られているので、手軽に試してみてください。

クッキーやドーナッツを作ることもできます。

 

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