栄養がないなんて言わせない!「きゅうり」で迎える夏バテ予防

世界一栄養のない食材でも夏には必須の「きゅうり」の知恵

世界一栄養のない食べ物としてギネス認定すらされている「きゅうり」。

キュウリはおよそ95%が水分で、その他に食物繊維が少々。

でも、炭水化物やカリウム、ビタミンCやビタミンAなども少しですが含まれており、その絶妙な加減で、利尿作用や高血圧予防の作用があるのです。

体を冷やす夏の食べ物なので、夏バテ予防にも最適で、観測史上最も暑い夏……と毎年言われるようになってしまった昨今、夏に欠かせない野菜になってきているのです。

そんなキュウリを使った昔ながらの知恵を現代に生かし、最適な食べ方で夏バテを吹き飛ばしましょう。

キュウリに潜むスゴイパワー

きゅうり

  • 栄養がなくて、ダイエットに最適。
  • 鈴虫の餌というイメージ。
  • 青臭い。

どことなくきゅうりにまつわるイメージはいまいちな物が多いのですが、それでも、人類がきゅうりを食べるようになったのは紀元前4000年もの大昔から!!

メソポタミアで盛んに栽培され、それが数世紀を経て世界中に散らばったのですが、もし、きゅうりになんの栄養もなく、人間にとって食べても食べなくてもどうでもいいもの……だったとしたら、そんなに長く、世界中で食べられることもなかったでしょう。

きゅうりには優れた利尿作用があるため、夏場の火照った体を冷ましてくれる他、むくみ予防や尿の出が悪い人にもおすすめ。

そして、以外にもカリウムが多いため、体にたまった余分なナトリウムを排出してくれるので、高血圧予防にもよいと言われています。

きゅうりの豆知識

みそきゅうり

水戸黄門で知られる徳川光圀(とくがわ みつくに)は、きゅうりに対し「毒多くて能なし。植えるべからず。食べるべからず」なんてことを言っていたそうなのですが、実は江戸時代のきゅうりは「完熟」させて黄色くなった物を食べていたのです。

なので、苦くて美味しくなかったのですが、今の日本では、青々としたみずみずしい状態で手に入れることが出来ます。

そのため、今の家ではきゅうりは黄色く熟す前に、古くなると萎れて傷んでくるのですが、それを防ごうと冷蔵庫に入れるのはNG!!

きゅうりは水分が多く、冷えに弱いため、新聞紙などに包んだ上に、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に立てて保存がセオリー。

もしその日のうちに使う予定なら、朝買ってきたきゅうりはそのままキッチンに置きっぱなしでも大丈夫なほどです。

鮮度のよいきゅうりを選ぶポイントは、全体的に深緑色で、イボイボがとがっている物を選ぶとよいでしょう。

因みに……きゅうりに含まれるビタミンAのほとんどは、「皮」に含まれています。

漬け物などにするとき、皮を剥くことが多いきゅうりですが、せっかくのビタミンAをしっかりと取るためにも、皮は剥かずにそのまま食べるようにしましょう。

きゅうりで高血圧予防の一品

きゅうりで高血圧予防を考えるなら「黒キクラゲ」と組み合わせるとベスト!!

きゅうりのカリウムと、血液サラサラ成分のある黒キクラゲを合わせることで、血液サラサラ、余分な塩分も排除の1品が作れます。

【黒キクラゲのきゅうりスープ】

黒キクラゲ

■材料■

  • きゅうり
  • 黒キクラゲ
  • 中華スープの素
  • 塩コショウ

■作り方■

①きゅうりは斜めの薄切り、黒キクラゲはお湯でもどして食べやすい大きさに切っておきましょう。

②お湯を沸かし中華スープの素の素、①のきゅうりと黒キクラゲを入れて軽く一煮立ちさせます。

③仕上げに塩コショウで味を調えて完成。

せっかくの塩分予防のスープ。薄味で、素材の味を楽しむようにしましょう。

夏バテにはきゅうりとアジ!?

アジ

疲労回復にはビタミンB1がオススメなのですが、青魚のアジ(鯵)にはそれがたくさん含まれています。

夏場なので生食はちょっと……という方でも、焼きアジでできるオススメのレシピをご紹介します。

【アジの甘酢きゅうり】

■材料■

  • きゅうり
  • アジ
  • 砂糖
  • 醤油

■作り方■

①アジを焼いて身をほぐし、器に盛ります。

②きゅうりをおろし、その中に、酢・砂糖・醤油を入れて甘酢のタレを作成。

③②を①のアジにかけて完成。

アジはできれば生のアジを焼いた物のほうが良いのですが、甘酢ならどんなものにでも合うので、アジの干物を焼いた物にかけても美味しく頂けます。

但し、アジの干物の場合塩分が過多になる可能性もありますので、お醤油は控えめにしましょう。

もし、 おろしきゅうりが苦手な場合は、薄く輪切りにしたきゅうりとアジを和えて、その上に甘酢をかけて食べても良いでしょう。

 

きゅうりはプランターでも簡単に作れる野菜の一つなので、この夏、家庭菜園作りに挑戦してみてもよいかもしれませんね。

ページトップ