喉のイガイガに美味しい「手作りジュース」の知恵

喉がイガイガ無駄に咳……そんな時には体に美味しい優しいジュース作り

空気が乾燥している。

風邪の引き始めや病み上がり。

大声を出した翌日や歌い過ぎた翌日。

時には、逆流性食道炎やタバコの副流煙、お酒なんかでも喉はすぐにダメージを受けてしまいます。

そうなると、喉はイガイガしてしまい、咳をしたいわけでもないのに「エヘン」とエヘン虫が出てしまいます。

とはいえ、薬を飲んでどうこうするほどでもないし、そもそも喉のイガイガを鎮めるだけの薬なんて売っていない。

こういう時には、体に優しく美味しい「手作りの喉のための飲み物」が一番。

薬が高価で手に入らない時代、先祖は身近な食べ物を使って体を癒やし、回復を促してきました。

そんなお婆ちゃんの知恵袋から、今回は「喉に美味しい」飲み物の作り方を3つもお伝えします!!

ナシとショウガのホットなジュース

なし

水分が多く糖度の高いナシは、昔から喉の薬として重宝されてきました。

その利用法として、熱で口が渇いたり、扁桃腺が腫れてしまったとき。
大声を出して声が枯れてしまったときに、ナシの絞り汁でうがいをするという方法がナシの採れる地方では大昔から伝わっている程。

でも、せっかくのナシの絞り汁をうがいだけに使うのはもったいない!!

そう考えたお婆ちゃんたちは、そこに「風邪の時に体を温めるショウガを加えて、栄養を丸ごととろう」と「ナシとショウガのホットジュース」のレシピを開発したのです。

甘くて体が温まるナシとショウガのホットジュースは、子どもでも飲みやすい優しい飲み物です。

【ナシとショウガのホットジュースのレシピ】

■材料■

  • ナシ
  • ショウガ
  • ハチミツ

■作り方■

①ナシは皮を剥いて、芯と種をくり抜いてから、すり下ろすかミキサーにかけて、絞り汁だけを取り出します。

②ショウガもすり下ろして、絞り汁だけを取り出します。

③鍋にナシの絞り汁、ショウガの絞り汁を入れて温め、最後にハチミツを入れて溶かして完成。

ポイントとしては、あまりグラグラと沸騰させすぎてしまうと、せっかくのナシの成分が壊れてしまいますので、弱火で生暖かくする程度に温めておくに止めておきましょう。

ナシは体を冷やす作用があるので、風邪の時だけではなく、むくみとりや二日酔いの時なんかにも飲むとよいジュースです。

ナシの時期以外はタイムティーもおすすめ

ハーブティー

ジュース……というよりもお茶になってしまうのですが、ナシは秋の果物なので手に入らない時期もあります。

そんな時には「タイムティー」がオススメ。

タイムとは「シソ科イブキジャコウソウ属」のハーブの一種で、その香りは呼吸器系に作用して、喉が痛いときに飲んだり、うがいをするという民間療法が大昔からあります。

殺菌作用もあるので、口内炎や歯肉炎の時にもおすすめで、もちろん喉にばい菌がついてしまったときなんかにも役立ちます。

血行促進効果もあるので、飲むと体が温まり、冬だけではなく夏場のエアコンで体が冷えてしまったときなんかにもおすすめです。

少し刺激のあるハーブなので、大人向けなのですが、蜂蜜入りのタイムティーにすれば子どもでも飲みやすい1杯になります。

【蜂蜜入りタイムティーのレシピ】

■材料■

  • タイムの茶葉(乾燥)
  • ハチミツ
  • お湯

■作り方■

①タイムの茶葉に熱湯を注ぎ、3分ほど蒸らします。

②茶葉を漉してカップにお茶をそそぎ、ハチミツを入れて甘みを足したら完成。

ハチミツを入れることで味がまろやかになり飲みやすくなりますが、やっぱりどうしても少し刺激がありますので、これでも飲みにくい場合は、紅茶とブレンドするとより飲みやすくなるでしょう。

因みに、ハーブは薬にもなる刺激のあるもの。

タイムは妊娠中・高血圧・慢性疾患をお持ちの方は避けるようにしましょう。

喉を潤す絶対王者「ハチミツ大根」

ハチミツ

タイムはどうしても刺激があり、ハチミツを入れても紅茶で割っても飲みにくいと感じる方もいるでしょう。

かといってナシの時期でもないし……。

そんな時には、大昔からある喉のお薬「ハチミツ大根」がおすすめ。

喉の痛みと言えばハチミツ大根と言われるほど、昔からある知恵で、別名「大根アメ」。

役者や歌手、落語家など喉を使う多くの職業の人がこのハチミツ大根の世話になっています。

大根には炎症を鎮める効果。

ハチミツには抗菌作用があり、酷い扁桃腺で喉が痛くてツバも飲み込めないというときでも、ハチミツを水に溶かすだけでするりと飲めるから不思議。

作り置きも可能なので、冷蔵庫に常に入れておき、喉が気になるときにちょこちょこ飲むとよいでしょう。

【ハチミツ大根のレシピ】

■材料■

  • ハチミツ
  • 大根

■作り方■

①長期保存を考えている場合は、ジャム等の空き瓶や密閉容器を熱湯消毒しておきましょう。

そこに、1千近くに切った大根を入れて、ひたひたになるくらいまでハチミツを入れます。

②半日ほどおくとハチミツの中に大根の水分が出てくるので、上の方に溜まったシロップを水などで割って飲みましょう。

一週間ほどで大根の水分が出切り、大根が縮んできますので、2週間くらいを目処に大根は取り除くようにしましょう。

冷蔵庫に入れておけば1ヶ月は保存可能ですので、喉が痛い間は少しずつ頻繁に飲むようにすると良いでしょう。

ページトップ