最強の薬草「高麗人参」をもっと身近な食材に

薬草の代名詞「高麗人参」はもっと日常的に食べられる漢方薬だった!!

人参と書いてあるけれども人参とは全く別物の「高麗人参」。

漢方薬と聞いて真っ先に思い浮かぶ薬草かもしれませんが、高級的なイメージがあり、ちょっと敬遠してしまう部分もあるでしょう。

高麗人参は土から大量の栄養を摂取して育つため、1度栽培すると、その土地では4年は何も育てることができなくなると言われているほど、難しい植物です。

そのため、産地の気候や土壌により栄養価が変わりますが、主に、朝鮮半島でとれる物を高麗人参と呼んでます。

アジア圏では、遙か昔から、虚弱体質を改善し、不老長寿の薬として珍重されてきました。

ちょっと高級そうで(実際安くはありませんが)、好んで高麗人参を買おうと思う人も少ないかもしれませんが、実は今の時代なら比較的安価に手に入ることもでき、また、中国では、1度高麗人参を使っても、綺麗に洗って干して、2~3回は使い回し、さらにエキスを吸いきった後も、ヒゲ根も残さず調理して使います。

何度も、余すことなく使える高麗人参はちょっと高級かもしれませんが、その栄養価を考えると実は経済的なのかもしれません。

高麗人参の効果

高麗人参

  • サポニン
  • ビタミン類
  • ミネラル類

これらが豊富にあり、相乗効果によって、高麗人参は多彩な薬効があります。

  • 血行促進
  • 疲労回復
  • 成長
  • 血糖値を下げる
  • コレステロール値を下げる
  • ストレス改善

このような効果が期待できます。

高麗人参は高いけど……という場合は

高麗人参は薬効が強い分、やはり高い……。

その場合は、高麗人参と同じように補気作用のある「党参」なら、安価に手に入れることができます。

使い方などは高麗人参と同じで、やや薬効が劣る物の、ネットなどでも手に入れやすいため、まずはこちらから試してみるのもありでしょう。

また、刻んだものなら、漢方薬局で売られている事もあり、お茶やスープなど気軽に使う事ができます。

高麗人参の使い方

高麗人参

高麗人参は「良薬口に苦し」の言葉の通り、苦みが強く、控えめに言っても食べやすいとは言えないものです。

ですので、調理法もちょっと一工夫するのが大切。

また、何度もエキスを使うためにも、初めから刻んで食べてしまうのは勿体ないので、調理に使う順番も大切です。

【一番始めに……苦み緩和にハチミツ漬けで】

この食べ方(飲み方)を一番始めに持ってくると、苦い高麗人参が甘くなり、後々食べやすくなります。

やり方は読んで字の如く、ハチミツに高麗人参を漬けるだけ。

1ヶ月も漬ければハチミツに高麗人参のエキスが染み出し、タダでさえ栄養価のあるハチミツが薬膳効果100%のものに。

ヨーグルトなどに入れて使い切りましょう。

【ハチミツがなくなったら……老化予防に優れた焼酎漬けに】

薬膳酒

高麗人参と言えばこれ!

密閉容器に高麗人参と焼酎を入れて1ヶ月間ほど熟成させて完成の、とても簡単な薬膳レシピ。

アルコールで、成分が出やすくなり高麗人参のエキスをしっかりととることができます。

毎日おちょこ1杯で疲れ知らずの若々しい自分でいられるでしょう。

ただし!! 寝る前に飲んでしまうと元気になってしまって、寝付きが悪くなるので注意しましょう。

【ようやく刻み始め……疲れ目にクコの実茶】

焼酎がなくなったら、洗って干して、いよいよ高麗人参を刻みます。

そこで合わせるのが「クコの実」。

クコの実は目に良い成分が入っているため、高麗人参の疲労回復成分との相乗効果で疲れ目の改善に。

これもやり方は簡単。

細かく刻んだ高麗人参と、同じく刻んだクコの実を茶飲みに入れて、熱湯を注ぐだけ。

この時、クコの実は食べてしまって大丈夫ですが、高麗人参は食べずにとっておき、キッチンペーパーなどの上において乾かしておきましょう。

【最後には最強の薬膳鍋……サムゲタンに!!】

薬膳鍋

刻んでおいた高麗人参をナツメ・鶏肉と一緒に煮込みましょう。

丸鶏で作った物を韓国料理のサムゲタンと呼ぶのですが、これでも十分「家庭用サムゲタン」になります。

鶏肉が箸で切れるくらいしっかりと煮込んで、冬でも体が温まる薬膳鍋に仕上げましょう。

もちろん、白菜や春雨など好きな食材を入れても大丈夫。

ただし、高麗人参にはNGな食べ合わせもあります……。

高麗人参NG食べ合わせ

高麗人参は大根のような根野菜と一緒に食べてしまうと、その高麗人参の薬効が弱まってしまう事もありますので、高麗人参を食べる時は、根野菜と混ぜないようにしましょう。

また、高麗人参は気を補う働きが強いため、たくさん摂取すると血圧が上がってしまう可能性があります。

ですので、高血圧の方や、更年期でのぼせの症状がある方は、控えめにするようにしましょう。

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