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捨てちゃう生ゴミを有効利用する昔ながらの知恵

意外な使い道
捨てちゃう生ゴミを有効利用する昔ながらの知恵

絶対使えなさそうな生ゴミでもかなりの有効利用ができる知恵!!

昔の人はモノや食べ物が少なく、生ゴミなんてそれこそ週に1度捨てるか捨てないかくらい、徹底的に色々なモノを有効利用していました。

今はモノに溢れる時代となり、食べ物も気軽に捨ててしまう世の中となってしまいましたが、それも段々と「もったいない」の精神が生きて、できる限り有効利用するような風潮になってきました。

ですが、やはりどうしても有効利用を見いだせないゴミ……卵の殻やバナナの皮などがありますが、実はこれらもかなりのポテンシャルを秘めている「使える生ゴミ」だったのです。

いま目の前にあるバナナの皮や卵の殻など、「ゴミ」とするか「便利なアイテム」とするかはあなた次第。

今回は昔の人の知恵を使い、一見生ゴミとして捨ててしまうようなものを有効利用する方法をお伝えします!!

バナナの皮は最強のお手入れ用品

バナナの皮

革製品のお手入れは実はとても難しく、普段は乾いた布で拭くだけに止めておくだけかと思います。

ですが、どうしても汚れが目立ってくるようになるものですが、うっかり水で拭いてしまうとシミになってしまうことも……。

かといって、革製品用のクリーナーは普段あまり使わない割にはお値段が高く、ちょっと手が伸びにくいものかもしれません。

そんな時には「バナナの皮!!」。

デリケートな革製品でも、バナナの皮の裏側を使って、全体を優しく拭いたあと、乾いた布でから拭きをすれば完了。

バナナの皮が川に着いた汚れを吸着してくれ、さらにバナナの皮に含まれる天然の油が革に潤いを与えてもくれるんです。

もちろん、しっかりとから拭きをしておくことで、バナナの臭いが革製品に移る心配もないでしょう。

※特殊加工を施してある革製品の場合、バナナの皮でシミができる可能性があります。心配のある方は、念のため目立たない場所をバナナの革で拭き、シミが残らないか確認しましょう。

万が一シミなどが残ってしまったとしても、当方は責任は負えません※

ガタつくふすまの敷居は卵の殻でスムーズに

卵の殻

今はもう、和室のあるお家はどんどん少なくなってきましたが、それでもやはり押し入れなど、ふすまがあるお宅は多いもの。

ですが、そのふすまもしばらくするとガタガタと、開け閉めの度に引っかかるようになってきてしまいます。

そんな時には「卵の殻」で簡単に解決!!

卵の殻を細かく砕き、ガーゼなどの布でくるみ、布ごと卵の殻を少し湿らせます。

その濡らした卵の殻を包んだガーゼで、ふすまの敷居をゴシゴシと擦れば、それだけでふすまの開閉がスムーズになるのです。

これは、卵の殻に含まれるクチクラという成分(卵の殻の表面のザラザラした部分)が、汚れを取り、さらにロウやワックスの代わりとなるからです。

ろうそくやワックスを塗っても良いのですが、卵の殻で擦るだけで滑りが良くなり、さらに汚れまで取れるので、この手を使わないなんてもったいない!!

もし、ガーゼがない場合は、キッチンペーパーで包んでも代用ができます。

まだまだ使える卵の殻の有効利用

卵の腹

卵の殻は他にも、今流行の家庭菜園でも有効利用ができます。

利用方法は簡単。

卵の殻を細かく砕いて、土に混ぜるだけで、優れた有機肥料として使えます。

卵の殻はだいたいの家庭で毎日出る物なので、このように有効利用することで、節約にも、エコにもつながり一石「三」鳥です!!

雑草対策にはほうれん草の煮汁!?

ゆで汁

もやは生ゴミを超えて、下水にそのまま流すだけだと思われていた、ほうれん草のゆで汁。

これも、有効利用できる方法があるのです。

ほうれん草やウド、里芋など「アク」の強い野菜は、シュウ酸という成分がたくさんお湯に流出します。

植物はこのシュウ酸と、熱湯にとても弱いため、ゆで汁を雑草が生えている場所に熱い状態で撒くだけで、今生えている雑草はもちろん、これから生える雑草の根や芽も退治してくれるのです。

熱湯を撒いた後は、しばらくして枯れた雑草を抜いて捨てるだけ。

根元から綺麗に枯らすには、何回か撒く必要がありますが、ペットを飼っている家庭など、除草剤の代わりにほうれん草の煮汁を撒けば安全に雑草を枯らすことができ、節約にもなります。

もちろん、普通の除草剤と同じく、自分が植えたお花の上や家庭菜園をしている場所に撒いたりしないように注意しましょう。