痰(たん)が絡んで困った・・・そんなときには昔ながらの痰改善法!

痰(たん)というのは、身近な症状です。
特に目立った病気をしていなくとも、痰だけが絡むということもあります。

痰(たん)の症状というのは、のどや気管支の炎症が長引いたときに出てくるものです。
細菌などの異物が分泌液と混ざったものが痰です。
痰が絡むと不快になってしまう方が多いかと思いますが、痰というのは異物を絡めとり、体の外へと排出するという働きもあるのです。
言ってしまえば、体の防衛反応でもあるのです。
ただ、いくら体の防衛反応といっても不快なものは不快ですよね。
人と話すときにも何度も咳ばらいをしなければいけませんし、それによって相手に悪い印象を与えてしまうかもしれません。
自分自身の不快感はもちろんですが、円滑なコミュニケーションのためにも痰の症状とは早めにおさらばしたいものです。
ここでは痰の症状を改善するための昔ながらの方法についてご紹介していきたいと思います。

れんこん葛湯


日本人にとってれんこんというのは、とても身近な野菜です。
たくさんの穴が空いているインパクトのある見た目とサクサクとした歯ごたえが特徴の野菜ですが、煮ものをはじめ、本当にさまざまなところで使われています。
おせち料理にもれんこんが入っていますが、穴が空いていることから「見通しが良くなるように」という願いが込められているといわれています。
このようにとても縁起のいい野菜でもあるのですが、れんこんは痰の症状にも効果的です。
れんこんの皮や節には、渋味成分であるタンニンというものがとても豊富に含まれています。
このタンニンは、炎症を鎮める働きを持っています。
れんこん葛湯は葛湯だけあってトロっとした食感がのどに優しく感じられます。
葛湯を初めて飲むという方であれば、その食感に面白さも感じられるでしょう。
このれんこん葛湯は昔からしつこい痰に早く効いてくれることでも知られていました。
葛粉にはイソフラボンも含まれており、このイソフラボンには解熱作用や発汗作用もあります。
そのため、熱があるときなどにもれんこん葛湯は最適なのです。
1日に2回、朝と晩に服用するようにしましょう。
では、肝心のれんこん葛湯の作り方についてです。
まずは、よく洗ったれんこんの節の部分を30gほど、皮ごとすりおろします。
節の部分というのは、細くなっている部分のことです。
れんこんの節の部分をすりおろしたものと小さじ半分のおろししょうが、小さじ1杯の醤油、小さじ1杯強の葛粉、150mlの水を鍋に入れて、よく混ぜていきます。
よく混ぜたものを弱火にかけて、木べらなどを使いながら練っていきます。
透明感が出てきたら完成です。
冷めないうちにいただきましょう。
ちなみに、葛だけが原料になっている本葛粉というものを使って、れんこん葛湯を作っていきましょう。
今の時代、葛湯というのはそう日常的にいただくものではありませんので、作るのもいただくのも楽しめるのではないでしょうか。

春菊の煎じ汁

日本人は鍋が大好きです。
最近では鍋のアレンジなどもかなり増えてきましたが、日本の鍋料理において欠かすことのできない食材が春菊です。
実は、この春菊も痰の症状に効果的なのです。
鍋料理に欠かすことのできない春菊は、12月頃というまさに鍋のシーズンに旬を迎えます。
寒くなってくると風邪を引きやすくなってしまいますし、空気も乾燥しますので痰や咳などを長引かせてしまいやすくなります。
こういうときにこそ、春菊の出番なのです。
春菊の特徴となっているのがその香りなのですが、春菊の香りには痰を切り、咳を鎮める働きがあるのです。
春菊に含まれるアルファピネンは、自律神経にも働きかけてくれますので、免疫力アップにもつながります。
では、春菊の煎じ汁の作り方についてです。
まずは、春菊150gほどをよく洗います。
洗った春菊を水600mlほどと一緒に鍋に入れて、火にかけます。
水の量が半分ほどになったら火を止めて、キッチンペーパーなどで濾していきましょう。
これで春菊の煎じ汁の完成です。
朝昼晩と1日に3回服用するようにしましょう。
1回につき50mlほどを空腹時に飲むだけです。
春菊は野菜の中でも好き嫌いのわかれるものになりますので、どうしても飲みにくいという方もいるかもしれません。
もし、春菊の煎じ汁が飲みにくいということであれば、はちみつや砂糖を加えるとかなり飲みやすくなります。
もともと春菊が好きという方であれば、抵抗なくスルスルと飲めるでしょう。
痰の症状が出たときには、是非この春菊の煎じ汁を試してみましょう。

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