昔ながらの風邪の対処法 卵酒 酒粕 梅干

寒くなってくると風邪予防に一生懸命になる方も多いのではないでしょうか。
確かに寒くなってくると風邪を引きやすくなるものです。

最近周りで風邪をひいている人が多くないですか?

しかしながら、風邪というのは何も寒くなってきたときだけに引くものではありません。
言ってしまえば、1年中いつでも風邪を引く可能性はあるのです。
だからこそ、風邪になったときの対処法について知っておきたいものです。
ここでは、風邪を引いてしまったときの昔ながらの対処法についてご紹介していきたいと思います。

卵酒

卵酒といえば、かつてはどこの家でもつくられていたものです。
しかしながら、最近の若い方であればかろうじて「卵酒」という言葉を知っているくらいで、実際には飲んだことがないのではないでしょうか?
卵酒はその昔から風邪で冷え切ってしまった体を優しく温めてくれていました。
日本酒と卵を使うのですが、日本酒は血液の循環をよくしてくれますし卵は免疫力アップやエネルギーの生産に一役買ってくれるのです。
ちなみに、卵の白身にはリゾチームというものが含まれているのですが、実はこのリゾチームは市販されている風邪薬にも配合されている成分なのです。
鼻づまりや痰などの風邪の諸症状を和らげてくれます。
まさに、天然の風邪薬なのです。

さて、その卵酒の作り方です。

まずは、卵ひとつと砂糖小さじ2杯ほどをよくかき混ぜます。
かき混ぜたものを濾して、なめらかにしておきましょう。
そして、日本酒180mlほどを熱燗ほどに温めます。
だいたい60度くらいです。
卵と砂糖をかき混ぜて濾したものに少しずつ、温めた日本酒を入れてよくかき混ぜていきましょう。
これで卵酒の完成です。
日本酒が入っていますので、妊婦さんやお子さんは服用できません。
注意しておきましょう。
お酒が苦手な方やお酒に弱いという方は、日本酒を80度ほどまで熱して2分ほど煮立て、それを60度ほどに冷ましたものを使うといいでしょう。
ただ、他にも風邪の対処法はありますので、無理に卵酒を服用する必要はありません。

酒粕の味噌汁

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酒粕が体を温めるということをご存知の方は多いかと思います。
その酒粕を入れた味噌汁も風邪を引いたときの対処法のひとつになります。
風邪を引いてしまった後はもちろんなのですが、酒粕の味噌汁は特に風邪の引きはじめに効果的です。
体の内側から温めてくれますので、免疫細胞が活性化して、免疫力がアップするのです。
酒粕の味噌汁は昔から知られていた知恵ぐすりでもあるのですが、日本酒の産地では郷土料理としても知られています。

さて、酒粕の味噌汁の作り方についてです。

酒粕の味噌汁の作り方もとてもシンプルです。
まずはひとり分の具材を小さじ1杯の酒粕を鍋に入れて、適量のだし汁で煮込みます。
5分ほどしたら火を止めて、味噌を溶かしいれていきます。
そこまでの手間をかけられないというときには、インスタントの味噌汁に酒粕を入れるだけでもいいでしょう。
温かいうちに酒粕の味噌汁をいただけば、本当に体の中から温まるでしょう。
酒粕にはビタミンB群が豊富に含まれていますので、体のだるさや疲れも取ってくれるでしょう。
ただ、酒粕が入っていますので妊婦さんやお子さんは食べないようにしましょう。

黒焦げ梅干し


風邪には梅干しがいいという話を見聞きしたことのある方も多いかと思います。
最近ではどちらかというとダイエット効果で注目されている梅干しなのですが、黒焦げ梅干しはその昔から風邪を治す特効薬として知られていました。
もともと梅干しには、クエン酸リンゴ酸が豊富に含まれています。
そのため、体にたまっている疲労を取り除いてくれるのです。
そのままでも十分ではありますが、焼くことによってより効果的にレベルアップするのです。
梅干しを加熱することによって、メフラールという血行を促進してくれる成分がプラスされるのです。
黒焦げ梅干しは昔から知られているものなのですが、なぜ焼くといいのかについて明らかになったのはここ十何年のことです。
昔の人は、焼いたほうが効果的だということを体験的に知っていたのでしょう。
まさに、先人たちの知恵です。

さて、黒焦げ梅干しの作り方についてです。

梅干しを2個ほど、あぶっていきます。
黒焦げ梅干しというくらいですから、皮全体が黒くなるまで焦がしていきましょう。
それを湯呑に入れて、熱湯を150mlほど注いで、梅干しの果肉をほぐしながら熱いうちにいただきましょう。
最近では、焦げ目のついた梅干しがパッケージングされて市販されているものもあるのですが、黒焦げというほどではありません。
市販のものを購入してもいいでしょうが、せっかくなら全体を黒焦げにしていただきましょう。

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