洗濯機任せではない!昔ながらの洗濯の仕方

現代人にとって洗濯というのは、もはや洗濯機がやってくれるものとなっていることでしょう。
しかしながら、過去には洗濯機という便利なものがない時代もありました。

そういう時代ではどうしていたかというと、もちろん手足を使って洗濯をしていました。
ここでは、昔ながらの洗濯の仕方についてご紹介していきましょう。

昔ながらの洗い方について


昔ながらの洗い方についてですが、まず挙げられるのが洗濯板を使った洗い方です。

少し前には有名なアスリートが洗濯板を持参し、使っていたという話題も取り上げられていました。
今の時代、洗濯板を使って洗濯をしている方はそう多くないでしょうが、実は洗濯板を使っての洗濯は頑固な汚れを落とすのに最適なのです。
洗濯機を使っても落ちないような頑固な汚れ・・・例えば、靴下などについた汗や泥が混じった汚れも洗濯板であれば簡単に落とすことができるのです。
洗濯板の尖った山を使ってゴシゴシとこすっていくと、綺麗に汚れが落ちていきます。
粉せっけんよりも手洗い用のせっけんを使うと、より汚れが落ちやすくなります。
洗濯板には木製のものとプラスチック製のものがありますが、木製のほうが山が鋭くなっていますので木製のほうがおすすめです。

次に、踏み洗いです。

昔のアニメなどで洗濯で踏み洗いをしているシーンを見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。
昔からある古い日本家屋であれば、踏み洗い用のスペースが確保されているところもあるかもしれません。
おそらく今の時代の住まいには踏み洗い用のスペースというのはほとんどないでしょうから、お風呂などを利用することになります。
ラグマットやベッドパッドなどの大物を洗うときには、この踏み洗いがおすすめです。
あらかじめ洗面器に合成洗剤を溶かしておいて、びょうぶ畳みした洗濯物を浴槽におき、洗剤液をかけながら足で踏み洗いをしていきます。
表と裏をそれぞれ3分ほど踏み洗いしていきます。
すすぎにはシャワーを使うといいでしょう。
踏み洗いはお子さんも一緒に楽しめる洗い方になりますので、お子さんにお手伝いしてもらうのもいいのではないでしょうか。

そして、煮洗いです。

最近では、SNSでも煮洗いについて少し話題になっていましたのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
煮洗いは名前の通り、洗濯物を煮ながら洗うという方法です。
台所の布巾やランチョンマットなどは汚れやすいですし、衛生面でも気になるものです。
殺菌消毒をしっかりとしていきたいものです。
そういったときに役立ってくれるのが煮洗いなのです。
ひどく汚れている場合には、水2リットルに対して、固形せっけんを3gほど削り入れましょう。
あとは、箸で上下を返しながら10分ほど煮るだけです。
煮終わったら十分にすすいで、天日干しをしましょう。
ちなみに、煮洗いは黄ばみにも効果的です。
漂白しても白くならないシャツは、30分ほど煮て、揉み洗いすれば綺麗になるはずです。

手洗いの種類について


手洗いというとただ手で洗うだけと思っているかもしれませんが、手洗いにもいくつかの種類があります。
まずは、叩き洗いについてです。
片方の手のひらに洗濯物を乗せて、もう片方の手で叩いて汚れを落としていきます。
デリケートな素材に適した洗い方です。
次に、揉み洗いについてです。
力強く手で揉んで汚れを落としていく洗い方になります。
スポーツウェアなどの丈夫な生地に適した洗い方です。
続いて、押し洗いについてです。
手で汚れを押し出すように洗っていきます。
ウールやニットのセーターなどの厚手のものを洗うときに適しています。
さらに続いて、ふり洗いについてです。
ふり洗いというのは、水の中で洗濯物を上下左右にふって洗う方法になります。
シルクなどの薄手のものの汚れを落とすときに適しています。
また、こすり洗いについてです。
こすり洗いというのは、繊維をこすり合わせて洗う方法になります。
手洗いというと、おそらく多くの方がこのやり方を思い浮かべるのではないでしょうか。
汗じみで汚れてしまったシャツの襟ぐりや靴下の汚れ落としなどに適しています。
そして、最後につかみ洗いについてです。
両手で衣類をつかんだり放したりを繰り返すことによって、洗っていく方法です。
肌着やシャツなどの丈夫な生地の洗濯に適しています。
このように、手洗いと一口にいってもこれだけの種類があるのです。
昔はこういった手洗いの方法を当たり前のように使い分けていたのです。