大根は胃腸の救世主!

寒くなってくると、おでんの大根が恋しくなるという方も多いのではないでしょうか?
だしのしみた大根は、おでんの主役といっても過言ではありません。

大根を食べるなら是非生で

大根というとおでんをはじめ、温かくしてホクホクといただくイメージがあるかもしれませんが、大根のポテンシャルを引き出すためには是非生でいただきたいところです。

大根は消化を助けてくれる!

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大根は、その昔から「自然の消化薬」「自然の消化剤」なんて呼ばれてきました。
実際に、意識はしていないものの、これまでに大根に助けられたという方も多いのではないでしょうか。
では、なぜ大根は消化を助けてくれるのでしょうか?
それは、大根に含まれている酵素が大きく関係しています。
酵素というものについてはご存知の方も多いかと思います。
最近では、酵素のサプリメントや酵素ドリンクなどもたくさん見られるようになりましたし、酵素が美容と健康にいいということはいろいろなところで取り上げられています。
大根にも当然この酵素というものが含まれているのですが、大根には消化を助けてくれる酵素が特に豊富に含まれているのです。
酵素の具体的な名前を挙げていくと、でんぶんを分解し、消化吸収してくれるジアスターゼアミラーゼという酵素、たんぱく質を分解し、消化吸収してくれるセテラーゼという酵素が大根には豊富に含まれています。
こういった酵素によって、消化が助けられ、食後の胸焼けや胃もたれなどを避けることができるのです。
また、大根といえば大根おろしにしたときの辛みも醍醐味です。
実は、この辛味成分も消化を助けてくれるのです。
大根の辛味成分となっているのは、アリルマスタードオイルというものなのですが、この成分が胃液の分泌を高めてくれるのです。
胃液の分泌が足りないことによって胃腸の問題が引き起こされていることもありますので、これもとても嬉しい成分です。
このように、大根に含まれているものは消化を助けてくれるものばかりなのです。

胃腸のために大根を食べるなら生で

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消化を助けてくれる酵素、そして辛味成分をたっぷり含んでいる大根ですが、胃腸のために大根を食べるということであれば生のまま食べるようにしましょう。
というのも、大根にたっぷり含まれている酵素は熱に弱いのです
加熱してしまうと、酵素は酵素としての働きを失ってしまいます。
大根はホクホクにしていただきたいところですが、生のまま調理していただくようにしましょう。
辛味成分に関しても、加熱することによって辛味が消えてしまいます。
せっかく胃腸にいい成分をたっぷりと含んでいる大根ですので、生のまま食べるように工夫していきましょう。

生の大根活用法

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生の大根活用法ということですが、まず挙げられるのは大根おろしです。
簡単にできますね。
辛味成分も余すことなくいただきたいという場合には、大根のしっぽのほうを細かくすりおろしていきましょう。
ピリッと刺激的な大根おろしに仕上がります。
大根おろしというのは本当に万能で、大根おろしにお醤油と鰹節をかけるだけでも白いご飯のお供になります。
食欲がないときにもサッパリといただくことができるでしょう。
また、焼き魚に添えるのもおすすめです。
消化を助けてくれるだけではなく、魚のくさみも消してくれますので一石二鳥です。
天ぷらなどの油ものを食べるときに大根おろしを使う方も多いでしょうが、これも理にかなっています。
胃もたれや胸焼けを防いでくれるだけではなく、油ものをサッパリといただくことができます。
さらに、大根おろし湯にすれば熱に、大根おろしのしぼり汁で湿布をすれば頭痛にも効果的です。
食べるだけではなく、さまざまな活用法があるのです。
あと、忘れてはいけないのが大根飴です。
最近では、はちみつ大根といった呼び方のほうが馴染みがあるかもしれませんね。
基本的には大根飴もはちみつ大根も同じものです。
生の大根をカットして、水あめで浸すかはちみつで浸すかの違いになります。
しばらく時間を置くと、大根から水分が出て、シロップができあがります。
このシロップがのどの痛みや滋養強壮に効果的だと言われているのです。
寒くなってきて、「ちょっとおかしいかも・・・」というときには是非このシロップを使って元気を取り戻していきたいものです。
ちなみに、浸してしわしわになってしまった大根はそのまま食べることもできます。
甘いお漬物のような感じになっていますので、人によっては好き嫌いがわかれるかもしれませんが、せっかくなら捨てずにいただいておきたいものです。

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