医者が青くなる?神の果物「柿」

「色づくと医者の顔が青くなる」「柿が赤くなれば、医者が青くなる」といわれる柿ですが、実は神の果物と呼ばれることもあります。

というのも、柿の学名は「ディオスピロス・カキ」というもので、これはギリシャ語で神の果物という意味なのです。
実際に、神の果物といわれるだけあって、柿にはさまざまな効果・効能が期待できます。
ここでは、柿についてご紹介していきましょう。

とにかく栄養価が高い

医者が青くなるといわれるだけあって、柿というのはとにかく栄養価が高いものです。
ビタミンCをはじめ、ビタミンAカロテンタンニンなどの栄養素が豊富に含まれています。
特に、ビタミン類が豊富に含まれていますので、免疫力アップやアンチエイジングにも効果的です。
カロテンは喉や鼻の粘膜を強くしてくれますので、風邪予防はもちろん、ウイルスへの抵抗力アップも期待できるでしょう。
カロテンの中でも注目を浴びているのが、β-クリプトキサンチンというものです。
あまり聞きなれない方もいるでしょうが、実はβ-クリプトキサンチンには抗がん作用があるといわれています。
がんというのは現代人にとって身近な病気です。
柿を食べることによって、がん予防ができるのであればそれ以上のことはありません。
また、柿といえば渋柿という方もいるでしょう。
甘い柿だと思って購入したら渋柿だった・・・なんて苦い思いをしたことのある方もいるかもしれませんね。
渋柿をそのまま食べようという気にはならないでしょうが、この柿の渋みの元となっているのがポリフェノールの一種であるタンニンというものです。
タンニンはお茶などにも含まれているものですので、ご存知の方も多いでしょう。
このタンニンは抗酸化力を持っていますので、アンチエイジングにも効果的ですし、血液をサラサラにしてくれる効果もあります。
生活習慣病や動脈硬化などの予防にも効果的です。
さらに、柿にはアルコールデヒドロゲナーゼというアルコールの分解を促してくれる酵素も含まれています。
アルコールを好んで摂取する方の悪酔いなども防いでくれます。
利尿作用のあるカリウムも含まれていますので、二日酔いにも効果的です。
水分を排出してくれますので、むくみ解消も期待できるでしょう。

柿は実だけではなく、葉も素晴らしい

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柿というと実のほうばかり注目してしまいがちですが、実は柿の葉も素晴らしいものです。
柿の葉茶や柿の葉寿司などはご存知かと思いますが、もともと柿の葉というのは中国で漢方薬として使われるほどの実力を秘めたものなのです。
柿の葉には、抗酸化作用や免疫力アップが期待できるビタミン、防腐効果や整腸作用の期待できるタンニン、アレルギー症状の抑制などに効果的なアストラガリン、血圧改善に期待できるケンフェノール、メラニンの生成を抑制してくれるグルコサイド、抗酸化作用や抗炎症作用を持っているクエルセチンなどの成分が含まれています。
ハッキリ言って、実と遜色のない実力を持っているのです。
基本的にビタミンというのは熱で壊れやすいものなのですが、柿の葉に含まれているビタミンというのは熱に強いという性質を持っています。
そのため、柿の葉茶として飲んでもそのビタミンが壊れることなく、そのまま体の中に入ってくるのです。
ビタミンをそのまま摂取できるだけではなく、花粉症などのアレルギー反応にも効果があります。
花粉症のシーズン前から柿の葉茶を飲んでいると、症状が軽くなるという方も実際に多いようです。

柿の活用方法

柿の活用法ですが、アルコールを摂取する方であればアルコールの摂取前に生の柿を食べておくとそれだけで悪酔いを防ぐことができます。
悪酔いしたくない席の前には、柿を食べておくといいかもしれませんね。
また、柿と大根で作る柿なますは、昔から風邪の予防や二日酔いに効果的だと言われています。
なますは苦手という方もいるかもしれませんが、柿なますはとても食べやすいものです。
ちょっとしたデザート感覚でも食べられると思いますので、是非毎日の食卓に並べてみてくださいね。
さらに、干し柿を湯呑に入れてお湯を注ぐだけの干し柿の浸し湯は、風邪にも効果的です。
干し柿の周りについている白い粉というのは、その昔から漢方では風邪薬にも使われているのです。
そして、柿の葉茶です。
柿の葉茶は、高血圧や花粉症に効果的だといわれています。
くせがなく飲みやすいお茶ですので、自宅でよくお茶を飲むという方は柿の葉茶に変えてみてもいいのではないでしょうか。

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