喉の痛みに効く!昔ながらの民間療法3選
 
			空気が乾燥してきた、寒くなってきた、大声を出してしまった・・・病気はあまりしないという方でも喉の痛みを感じることは多いものです。
喉が痛いと話すのも面倒になってしまいますし、食事をするのも苦痛に感じてしまうものです。
 それに喉の痛みが気になって、何事に集中できないということもあるでしょう。
 ここでは、そういった方におすすめな昔ながらの民間療法を3つご紹介していきたいと思います。
1つ目は、大根飴

大根飴というと大根を凝縮した飴玉のようなものを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、大根飴というのは固形物ではなくシロップです。
 はちみつ大根といえば、「あ!あれか!」と思い当たる方も多いのではないでしょうか。
 基本的に大根飴もはちみつ大根も同じようなものです。
 さて、この大根飴ですが喉がイガイガするな~というときに作って飲んでおくと安心です。
 大根に含まれているイソチオシアネートが炎症を鎮めてくれるだけではなく、はちみつの殺菌作用や抗菌作用がしっかりと働いてくれるのです。
 1日に十数回飲んで、積極的に大根飴で喉を潤していきましょう。
では、肝心の大根飴の作り方についてです。
まずは、大根を1㎝角のさいの目にカットしていきます。
 ご家庭によってはいちょう切りなどをするところもあるようですので、切り方にそこまでこだわる必要はありません。
 ビンなどの密閉できる容器に、カットした大根を入れていきます。
 次に、その大根がひたひたになるくらいまではちみつを入れていきます。
 ときどきはかき混ぜつつ、半日ほど置いておきます。
 大根の水分がかなり出てきているかと思います。
 言ってしまえば、はちみつと大根のシロップができあがっているのです。
 これを1回につき、大さじ1杯をそのまま飲むか、水で割って飲むようにしましょう。
 はちみつの代わりに水あめでもできるのですが、抗菌作用や殺菌作用を考えるとやはりはちみつのほうがいいでしょうね。
 ちなみに、冷蔵庫で保存すれば1週間ほどは持ちます。
 縮んでしまった大根は捨ててしまう方が多いのですが、食べれなくもありません。
 また、大根飴は1歳以下のお子さんには与えないようにしましょう。
イソチオシアネート
生理活性
フェニチルイソチオシアネートやスルフォラファンなどのイソチオシアネートは発癌や腫瘍化を防ぎ、化学的な抗がん剤となる。これらは様々なレベルで働き、特にシトクロームP450の働きを阻害して発癌を防ぐ作用が知られている。またフェニチルイソチオシアネートはがん細胞にアポトーシスを起こさせることが示されている。例えば、アポトーシス阻害タンパク質BCl-2を生産する薬剤抵抗性の白血病細胞などにアポトーシスを起こさせることにも成功している。引用:Wikipedia
2つ目は、酒湿布

酒湿布については見聞きしたことがないという方のほうが多いかもしれませんね。
 酒湿布は、喉の痛みが激しい風邪のときにおすすめな民間療法です。
 酒湿布では、日本酒を使うことになります。
 酒湿布という名前からやり方についてはある程度察しがついているという方も多いかもしれませんが、やり方は本当にシンプルで簡単です。
 人肌ほどに温めた日本酒を手ぬぐいやタオルにしみこませて、それを首に巻くだけです。
 冷めたら、また温かいものに代えていきます。
 まさに、日本酒で湿布をするわけです。
 酒湿布によって、喉の周りの毛細血管が広げられることになりますので、結果的に血行がよくなります。
 血行がよくなることによって、喉の痛みが和らいでいくのです。
 ちなみに、料理用のお酒でも効果は変わりませんので、安心してください。
 ただ、お酒を使う以上、お酒の香りというものがあります。
 そのため、お子さんや大人の方でもお酒を苦手としている方はやめておいたほうがいいでしょう。
 アルコールで肌が赤くなってしまうような方もやめておきましょう。
 首が真っ赤になってしまう可能性があります。
長ネギ湿布

「喉が痛い」といったときに、ご年配の方から「ネギを巻きなさい」と言われたことのある方も多いのではないでしょうか。
 喉が痛いときにネギを巻くというのは、昔からよく知られている民間療法なのです。
 芸能人の方でも実践していたという方は多いようです。
 長ネギ湿布では、長ネギの白い部分を使います。
 白い部分を小口切りにしていって、ガーゼやネットに入れましょう。
 それを手ぬぐいやタオルなどで、首元にあてておくだけで長ネギ湿布のできあがりです。
 長ネギの独特の香りがありますが、気になるのは最初のうちだけです。
 長ネギの香り成分となっているのはアリインという成分なのですが、カットすることによってアリインがアリシンという成分に変化します。
 このアリシンが痛みや炎症を静めてくれるのです。
アリインは長ネギの白いところに多く含まれていますので、白いところをカットすることによって豊富なアリインをアリシンに変化させることができるのです。
 長ネギ湿布は香りが気になるかもしれませんが、その香りがあるからこそ喉の痛みに効果的なのです。
 昔から多くの方が実践している民間療法になりますので、騙されたと思って是非試してみてくださいね。
 思っている以上に効果があると思いますよ。
性質
アリシンはさほど安定した化合物ではなく、放置しておいても徐々に失われ、調理すると速やかに分解する。アリシンは医学的な用途にも用いられ、動脈硬化に対抗する助けになり、脂肪塊を縮小させたり、ある程度は抗酸化作用を有する[2][3]。
現在米国ではライム病の症状に対してアリシンから抽出した有効成分であるAllimaxについての臨床試験が製造元のAllimax Neutraceuticals Incにより行われている。引用:Wikipedia