「美しい髪はブラッシングから」美髪を保つ昔ながらの知恵

美髪

「安く」「手軽に」毎日のケアで美しい髪を保つ方法があります

髪が痛んでボサボサだと、どんなに良い服を着ても、どんなにメイクを施しても、疲れたような、老けたような印象を与えてしまいます。
逆に髪が美しいと、スエットを着ていてもすっぴんでも、美しく健康的に見えるのが「髪の毛」の不思議。

ですが、ヘアケアの溜めに美容院へ行ったり高いケア用品を買ったり……なんて、芸能人やお金持ちでもない限り難しい話。
しかし、昔からある知恵で、日本人は美しい髪をキープすることができたのです!!

ブラシ類

毎朝のブラッシングだけで美髪に!?「獣毛ブラシは最も手軽なヘアケア」

今ではプラスチック製のブラシが当たり前の世の中ですが、一昔前では、櫛は竹や象牙など自然のもので出来ていました。

この「櫛」の歴史はとても古く、なんと縄文時代の地層から櫛と思わしきものが出土されたりもしています。

竹や獣の牙などでできた櫛は人の余分な頭皮の油を毛先に送るのに丁度良く、頭皮を傷つける事も少なく、とても優れた道具なのですが、今の世の中では逆に高価な物となりつつありますし、少し手に入り難いのが難点。

一方、日本では1950年頃から普及し始めた「ヘアブラシ」は、当初は獣毛で作られた物が一般的に使われていました。

高度成長期に入り、価格の安いナイロンブラシが一般的になるようになってしまったのですが、今、また、この「獣毛のブラシ」が見直されるようになったのです。

獣毛のブラシの種類

猪毛……硬くしなやかで、高級品。

猪

豚毛……「黒豚毛」(硬めで保湿性に優れている)
「白豚毛」(柔らかいがコシがあり、頭皮のマッサージなどにもおすすめ。黒豚毛より少々高い)
「(普通の)豚毛」(黒豚毛や白豚毛よりも柔らかく、価格も安いが、怪我密集しているため、髪の毛が多い場合、櫛通りがイマイチ気になる)

豚

 

獣毛のブラシのメリット

獣毛ブラシとは「イノシシの毛(猪毛)」だったり「豚毛」だったりと、いくつか種類はあるのですが、猪毛は少々お値段が高いため、手軽に試すなら「豚毛」のブラシがおすすめ。

朝晩、いつも使っているブラシと変わらず使用することによって……。

  • 髪の毛に艶が出る(獣毛に含まれている油が髪に浸透し、サラサラにしてくれます)
  • ヘアケアに良い(獣毛には程よい油と水分が含まれているため、髪との摩擦の抵抗が少ないのです)
  • 静電気が起きない(摩擦が少ない為、静電気が起きません)
  • 頭皮マッサージの効果もある(獣毛の硬さが頭皮に程よい刺激となり、結構が促進されます)
  • 頭皮を傷つけない(プラスチックのように固くないため、頭皮を傷つけにくく、薄毛予防にも役立ちます)
  • 育毛効果がある(血行が良くなるため)
  • 汚れが落ちやすい(獣毛は毛が密集しているため、髪の毛に付着している汚れや埃が落ちやすいのです)

獣毛のブラシのデメリット

  • 心情的に気になる(動物の毛だから……と気になる人もいるとのことですが、食用として捕獲された猪や、豚の毛を使用しているため、余すこと無くその身を使うというのはむしろよいことかもしれません)
  • 汚れが付きやすい(プラスチックのブラシに比べて、どうしても毛が密集していたり、毛に絡んだりして、汚れやすくなってしまいます。水洗いはできるだけ避けたいので、日々の手入れが少し面倒です)
  • 濡れた髪には使用できない(動物の毛で出来ているため、水気はできるだけ避けたいところです)

獣毛ブラシの手入れ

唯一の気になる欠点となる獣毛のブラシの手入れの仕方ですが、基本は「ドライクリーニング」

まずは絡んだ毛髪を取ります。
そこはプラスチック製のブラシと変わらないですね。

次に根元の汚れを専用のブラシとブラシクリーナーで取っていきます。

「ブラシをブラシで掃除するなんて……」と面倒に思われるかもしれませんが、汚れが付いた状態で獣毛のブラシを使い続けていると、ブラシにカビが生えたりして、頭皮トラブルに繋がりかねません。

出来たら毎日。面倒なら週に1度、3~5分で済むので、お掃除するようにしましょう。

毎日使用で驚くほどのツヤツヤヘアーに

ヘアケア

手入れを考えると、やっぱりプラスチック製のブラシに魅力を感じてしまいますが、優れたシャンプーやヘアケア用品がない時代に、日本人の美しい髪を守り続けてきただけあり、獣毛のブラシの効果は驚くほどで、一度使用すると、もうプラスチック製のブラシを使えなくなってしまうほど、サラサラでしっとりとした髪になれますし、人によっては、うねりやクセなどがなくなったという声もあります。

それに、「汚れたら捨てれば良い」というプラスチック製品と比べ、とてもエコですし、ヘアケア用品も減らすことができるかもしれませんので、逆に経済的に安く済むことも。

「少し古臭い」と思われるかもしれませんが、古くて新しい獣毛ブラシは最先端のおすすめヘアケア用品です!!