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冷え性には大根干葉湯とトウガラシの足湯

生活で便利な知恵
冷え性には大根干葉湯とトウガラシの足湯

血流の悪化によって起こる冷え性に悩まされている方も多いと思います。
寒くなってくると、冷え性は本当に体にこたえますよね・・・

ここでは、そんな冷え性を吹っ飛ばす大根干葉湯とトウガラシの足湯についてご紹介していきたいと思います。

大根干葉湯

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手っ取り早く冷え性を改善するのであれば、やはりお風呂です。
ですが、ただのお風呂に入るよりもっと効果的なのが大根干葉湯です。
大根干葉から溶け出す塩化物や硫化イオンが肌のたんぱく質と結びつき、膜を作ってくれます。
これによって湯冷めしにくく、体の熱を逃がさずに済むのです。

作り方はとても簡単です。

大根の葉を根元から切り取り、それを吊るした状態で1週間ほど陰干しします。
カラカラに乾いたらそれを細かく刻んで、3リットルの水に対して20グラムほどを20分煎じていきましょう。
それを濾したものをお風呂のお湯に入れれば完成です。
寒くなってくると大根はよくお料理でも使いますので、余った大根葉で手軽に実践できますよね。

トウガラシの足湯

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体の中でもっとも冷えやすいのが足です。
足は常に下におろしていますし、重力の影響も受けやすい部位です。
そのため、足先からふくらはぎにかけての血流というのは滞りやすいのです。
その足の冷えに効果的なのが足湯です。
これもただの足湯ではなく、一工夫加えることによってより効果的になります。
それがトウガラシの足湯です。
トウガラシといえば、辛味成分であるカプサイシンが有名ですね。
このカプサイシンが皮膚を刺激してくれるので、足の血流もよくなります。
毎日続けることによって、血管そのものが広がるようになり、冷えの根本的な改善にもつながりますよ。

トウガラシの足湯の作り方も実に簡単です。

洗面器やバケツにいつもよりもやや熱めのお湯をためておきます。
そのお湯にトウガラシ1本をそのまま入れましょう。
お湯が冷めてきたら、そのままお湯を継ぎ足して20分ほど足湯をしていきます。
ただ、肌の弱い方などは刺激が強すぎて、刺すような痛みを感じることもあるかもしれません。
そういったときには、すぐに足湯をやめましょうね。

さて、冷え性には大根干葉湯とトウガラシの足湯ということでご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
家にあるもので簡単にできる昔ながらの知恵がいっぱいの方法です。
これからはどんどん寒さも厳しくなりますし、実践していきましょう!!