ブロッコリーを切って放置で100%活性化する昔の知恵

朝取り野菜

ブロッコリーになる「がん抑制効果」を簡単に活性化させよう

ブロッコリーを代表とするアブラナ科の野菜は、抗酸化作用のあるスルフォラファンという特殊な成分を含んでいるのですが、このスルフォラファン、がん抑制効果があると今注目されている成分なのです。

ですがこのスルフォラファンはそのままでブロッコリーの中に入っているわけではなく、スルフォラファンを活性化するためにミロシナーゼという酵素が必要になります。

このミロシナーゼ、加熱にとても弱く、ブロッコリーを茹でたりしてしまうとほとんどが死滅してしまいます。

「では、生で食べては……?」と思った方も多いかと思いますが、残念!!
このミロシナーゼ、消化酵素にも弱く、スルフォラファンを活性化する前に消化されて消えてしまうのです……。

そんな吸収しにくいスルフォラファンを100%活性化させる、超簡単な方法があったのです!!

ブロッコリーが生きる料理法はなんと放置!!

時間

ブロッコリーの中に含まれるスルフォラファンはとても摂取しにくい成分なのですが、それはミロシナーゼがスルフォラファンを活性化する前に流出してしまうから。

では、ミロシナーゼがスルフォラファンを活性化するにはどうすれば……というと、実は「放置」するだけ。

ブロッコリーを切ってから、茹でたり、炒めたりする前に4~5分放置すればOK。

切ることにより刺激を受けたミロシナーゼがスルフォラファンを活性化させてくれるため、その後は茹でてミロシナーゼが死滅してしまっても問題なし。

ものすごく簡単な一手間で、ブロッコリーの中に含まれるがん抑制効果が100%活性化されるのだから、やるしかないですね!!

※がん抑制効果のあるスルフォラファンが100%活性化されるということで、100%がんを抑制するわけではありません※

放置する時間が無いときは……?

切って4~5分放置するだけ……とはいえ、朝の忙しい時間でお弁当に詰めなくては!! という時なんかは、その時間すらないことも。

そんな場合は、同じアブラナ化の野菜であるルッコラや、マスタード、大根などと一緒に食べると、それらの中に含まれるミロシナーゼがブロッコリーのスルフォラファンを活性化してくれるので、おすすめです。

ブロッコリーのミロシナーゼを守るもう一つの方法

切って放置がメインのブロッコリーですが、ミロシナーゼを守る方法がもう一つあります。

それは、75度で蒸すこと

75度以下、最大5分間までの加熱ならば、ミロシナーゼの消失を18%以下まで抑えることができます。

ただ、温度を75度以下に保ち続けるのは難しいので、蒸し器でフタを開けた(ずらした)状態で蒸す低温蒸しが一番のおすすめ。

ゆっくりと加熱されることによって、ブロッコリー甘みも増して一石二鳥です!!

野菜蒸し

※一緒に他の野菜も蒸してみましょう※

ブロッコリーを食べるならスプラウトもおすすめ

スプラウト

※スルフォラファンのサプリメントはスプラウト由来のモノがほとんど※

ブロッコリのスルフォラファンですが、ブロッコリーよりもブロッコリーの若芽である「ブロッコリースプラウト」のほうが、ブロッコリーの20倍ものスルフォラファン量があります。

若芽ですので、カイワレと同じように生でも食べやすく、例えばマヨネーズで和えて、サラダやサンドイッチに入れてもりもりスルフォラファンを摂取することができるでしょう。

他にもあるあるブロッコリーの栄養と食べるポイント

ブロッコリーはスルフォラファン以外にもビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、そして葉酸が豊富に含まれており、その含有量は野菜界No1!!

ブロッコリーの上の部分のあの緑のモコモコは、実は花蕾(花のつぼみ)で、1株におよそ4万個以上その花蕾がついています。

そのため、ブロッコリーは途方もない数の花を咲かせるためのパワーが必要となり、スルフォラファンを初めとする豊富な栄養素を蓄えているのです。

そんな高栄養のブロッコリーですが、ビタミンあるあるで、収穫してからたったの3日でビタミンCが半減していってしまいます。

もちろん、他のビタミン類も同じく、茎から花蕾へどんどん栄養が流れていってしまいます。

ですので、ブロッコリーを買うなら農家直送の朝採りブロッコリーを買うか、農家から直接購入するなどがお勧め。

朝取り野菜

もちろん、購入後はできるだけ早く食べるのがポイント。

とはいえ、「切ってから4~5分」は待って食べるようにしましょう(笑)