栄養満点なピーマンのワタを食べる昔ながらの知恵

ピーマン

今年は大豊作!?栄養満点のピーマンのワタは捨てずに食べよう!!

2018年のピーマンは、豊作で通常よりも1割ほどお安く売られるようになりました。

ピーマンと言えば「苦みが苦手」と、子どもの苦手な食べ物NO1という悲しい食べ物……。

しかも、子どもどころか、近年では大人も「あまり好きではない……」と苦手意識を持ってしまうことが多くなってしまいました。

しかし、昔に比べ、品種改良がすすんだ今時のピーマンは肉厚で、甘みも強く、そして苦みは控えめになってきています。

ですので、「苦いから苦手……」と言わず、ぜひ食べてもらいたいピーマンなのですが、その中でも一番食べていただきたいのが「ワタ」と「種」!!

通常、捨ててしまいがちなこの部分には、実は皮の○○倍の栄養素が含まれていたのです。

ピーマンのワタは皮の○○倍の栄養素!!

緑色のピーマンには「ピラジン」と呼ばれる、独自の成分があります。

このピラジンのせいでピーマンに苦みが生まれてしまっているのですが、実はピラジンは「血液さらさら成分」として知られる栄養素で、ピーマンにしかない素敵な栄養素なのです。

【ピラジンの効果】

  • 血行促進効果
  • 冷え症改善
  • 育毛効果

このピラジンの他に、ピーマンには豊富なカリウムというミネラル成分が含まれているのですが、このカリウムも人間の身体にとってなくてはならない栄養素。

【カリウムの効果】

  • ムクミ改善
  • 高血圧予防
  • 骨密度の増加
  • 脳卒中の予防

そして、ピーマンに含まれるピラジンとカリウムの2大栄養素は、実はほとんどが「ワタ」と「種」に含まれており、その比較は皮と比べると、なんと10倍!!

そう、ピーマンの栄養素のほとんどは、ワタと種に含まれていたのです。

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ピーマンのワタと種を美味しく食べる簡単レシピ

さて、ピーマンの種とワタには豊富な栄養素が含まれているとわかったところで、次は「どのように種とワタを食べれば良いのか?」という問題があります。

今まで、多くの人が捨てていた部分ですので、あまりレシピも思い浮かびませんが、いくつかの簡単レシピがありました。

その1「ピーマンの丸ごとソテー」

  1. ピーマンを丸ごと洗って、オリーブオイルで炒めます。
  2. だいたいピーマンがしんなりして、皮にしわが寄ったら醤油で味付け。
  3. 仕上げにカツオ節をまぶせば完成。

この食べ方だと、種もワタも丸ごと食べられる上に、「切って種をとる」という手間もなく、本当に簡単にお酒のおつまみができあがります。

チンジャオロースー

※チンジャオロースーにするときも種を取らないというのもあり※

その2「ピーマンのチーズ焼き」

  1. ピーマンを種事半分に切り、「種のほうを上にして」オーブントースターに並べます。
  2. ピーマンに軽く塩コショウを振り、とろけるチーズを乗せてそのまま焼いていきます。
  3. チーズが溶けて、ピーマンに軽く焼き目がついたら完成。

こちらも、超簡単にできるお酒のおつまみ。

いずれも種を取る必要がないぶん、本当に手軽に作れるので、お酒を飲んでいるときに「あ、おつまみがなくなってしまった」となっても、面倒にならずに作ることができます。

ピザトースト

※ピザを作るときに種を取らないというのも手です※

その3「苦みが苦手な子どもに丸ごと肉詰め」

  1. 挽肉に塩・コショウ・味噌を混ぜ、良くこねます。
  2. ①の挽肉を半分に切った、種付きピーマンの中に詰めていきます。
  3. 油を敷いて熱したフライパンに並べ、初めは「肉の面を下」にして焼いていき、焼き目をつけていきます。
  4. 肉に焼き目がついたらひっくり返し、蓋をして、弱火で5分ほど中まで火が通るまでしっかりと火を入れたら完成。
  5. どうしてもピーマンの種やワタには苦みがあり、子どもは嫌がることが多いのですが、そんな場合にはお肉を詰めて、味で誤魔化す……というのも手です。

やはり、ワタを取る手間がない分簡単で、肉がはがれにくくなるという利点も……。
しかもワタの分だけかさ増しができるので、家計にも健康にも優しい一品です。

種やワタが食べられない時はあるの?

ピーマンの栄養のほとんどが詰まっている種やワタですが、古くなってくるとシオシオになったり、種が黒くなったりしていきます。

食べられないことはないのですが、そうなると堅くて、美味しくなくなってしまいますので、その場合はワタは取り除いて食べてしまいましょう。

ですが、ピーマンはワタに価値あり。
新鮮な状態で、できる限り種もワタも食べられるようにしましょう!!1