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レモンのビタミンCを3倍多く摂れる昔ながらの知恵

生活で便利な知恵
レモンのビタミンCを3倍多く摂れる昔ながらの知恵

切り方一つで3倍に!? レモンの正しい切り方を紹介

酸っぱいレモンを食べる時に、皆さんはどのように切ったりしていますか?

輪切りにして砂糖漬け?
くし切りにして、紅茶に入れたり?

ですが、このような切り方ではレモンの栄養素を余すことなく取り切れず、ちょっと損を指定しまします。

今回は酸っぱくて美味しいレモンのおすすめの切り方を、レモンの栄養素も合わせてご紹介します。

レモンは最高の美容果物

レモンはフルーツの中でもかなり豊富なビタミンCを持っていることで知られていますが、ビタミンC以外にもポリフェノールやクエン酸が豊富で、美容やアンチエイジングはもちろん、風邪気味の時などの疲労回復にも積極的に使っていきたい果物。

レモンの皮には「エリオシトリン」という栄養素が含まれているのですが、このエリオシトリンはアンチエイジング力に優れており、皮には果実の23倍の量のエリオシトリンが含まれているので、ぜひ、国産の無農薬のレモンを使っていきたいところ。

もちろん、果汁には豊富なビタミンCが含まれていて、小さなレモンでも1つで100mg、果汁だけで50mgのビタミンCが含まれています。
これは、実は、ミカンの1.5倍の量!!

国産レモン

唐揚げにレモンを振りかける理由

よく論争になっている「唐揚げにレモンをかける・かけない」というネタですが、唐揚げにレモンをかけるのには理由があります。
レモンをかけることにより、動物性の悪玉菌を抑え、消化を促す効果が生まれます。
さらに、コラーゲンの生成を身体の中で助ける効果があるので、動物性タンパク質をさらに効率よく肌などに運んでくれるのです。

嫌いな人もいるかもしれませんんが、唐揚げにレモンは身体にもよいのでおすすめです。

レモンの正しい切り方

美容にも健康にも良いレモンですが、普段の切り方(くし切り)では、切り口が薄皮の部分に当たってしまいます。
そうするとせっかくの果汁があまり出なくなってしまうため、切り方に一工夫入れることをおすすめします。

そのおすすめの切り方が「X切り」。

フランスではこのX切りが定番と言われているのですが、レモンを縦に切っていくのではなく、横から。
レモンの上下に対し、斜めに「×」になるように切り、4等分にする方法です。

レモンのとがっている先を向こうに向け横にします。

レモン1

とがっている方の右下、左下より、斜めにバツになるように包丁で2回切り、4等分にします。

レモン2

横から見ると、薄皮が放射状になっていたら正解。
絞っても果汁が出やすく、おすすめの切り方です。

レモン3

この切り方だと、果肉が均等に割り振られ、果汁が薄皮で邪魔されることなく、通常のくし切りの3倍もの量の果汁を搾ることができるのです。

更に2倍の量の果汁を絞れる方法も

上のX切りでもたくさんの果汁を搾ることができるのですが、その前に一手間。

切る前に、まな板の上で強めに転がすだけでOK!!

果肉をほぐすようなイメージでコロコロすると、繊維が剥がれやすくなり、切った後に果汁が出やすくなるのです。
裏技としてレンジで温める、湯煎にかけるといったこともありますが、せっかくのビタミンCが熱で壊れてしまいますので、コロコロとまな板の上で転がす、こちらの手軽な方法をおすすめします。

こうして2倍の量の果汁がとれるとなるとX切りと合わせてなんと、6倍も多く果汁がとれますので、それだけ多くのビタミンCを得ることができます。
ぜひ、お試しください。

昔懐かし「レモンの砂糖漬け」の作り方

昔懐かしのレモンの砂糖漬け。
運動部のマネージャーさんなんかが作っているイメージがありますが、作り方は簡単。

輪切りにしたレモンに砂糖をまぶし、パレットに並べて一晩おくだけ。

砂糖を敷き詰めてその上に輪切りレモンを置くイメージがありますが、そこまでたくさんの砂糖は必要ありません。
あくまで、主役はレモンなのでレモンに砂糖をまぶす程度で大丈夫です。

レモンの砂糖漬け

ハニーレモンも簡単に作れます

砂糖よりマイルドなハニーレモン。
こちらは、ハチミツもパンに塗ったり、紅茶に入れたりして飲むことができます。

同じく作り方は簡単。

輪切りにしたレモンを瓶の中にいれ、浸る程度の量のハチミツを入れましょう。

1日~3日もすればレモンにしっかりとハチミツが入り込み、甘くて酸っぱい美味しいハニーレモンができます。

はちみつレモン

どちらもレモンを皮ごと食べる美味しいレシピですので、ぜひレモンを買う際は、無農薬の国産レモンを選ぶようにしましょう。