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「臭いがつかない!?」身体に優しいタンスの防虫の昔ながらの知恵

生活で便利な知恵
「臭いがつかない!?」身体に優しいタンスの防虫の昔ながらの知恵

タンスに入れる防虫剤は昔ながらの知恵でより快適に、より安くなる!?

季節の変わり目に行われる「衣替え」。
そんなときに目にする「衣類の虫食い」。
凄くショックですよね?

かといって、防虫剤を入れておくと、かなり臭いが付いてしまい気になることもありますし、その臭いが嫌いな人もいるはず。

そんなときには「天然成分」で自然に優しく、自分にもお財布にも優しい、昔ながらの防虫法を試してみませんか?

鷹の爪は最強の防虫剤だった!?

鷹の爪

料理に使われる、あの辛~い「鷹の爪」。
その鷹の爪が、じつは凄い防虫剤になるということは、以外と知られていない事実。

お米の防虫に、鷹の爪を入れておくとコクゾウムシなどのお米を食べる虫が寄りつかなくなることはよく知られていますが、おなじく、衣類を食べる「イガ」や「カツオブシムシ」も鷹の爪が大嫌い。

箪笥の中、もしくはクリアケースの中に3~4本入れておくだけで、1年は虫が寄りつかなくなると言われています。

もちろん、鷹の爪は食べると辛いのですが、無臭。
防虫剤の臭いが苦手な人や、臭いが付くのが気になる方にとっても、とてもありがたい方法なのです。

鷹の爪で防虫する方法

指で触れて、それを口や目といった粘膜に触れてしまっただけで、熱くて痛くなる鷹の爪。
そのまま入れてしまっては、万が一手に触れたり、割れて種が飛び散ってしまって大変なことになってしまいます。

鷹の爪を防虫剤として使う場合、3~4本の鷹の爪をガーゼ、もしくは、台所用のネットなどに入れて、上部をゴムで縛って入れましょう。

大体、1ケース(タンスならば一つの引き出し)につき、この1セットで十分効果が出ます。

効果は1年以上続くと言われていますが、念のため、1シーズンに1回、若しくは1年に1度は取り替えるようにしましょう。

【鷹の爪防虫剤の作り方】

鷹の爪防虫剤

鷹の爪は、防虫はできても殺虫はできないので注意!!

鷹の爪を使っての虫除けはあくまで「虫除け」。
殺虫効果はないため、もしすでに虫が湧いてしまっている場合は、市販の殺虫成分のある虫除けや、殺虫剤を使うようにしましょう。

臭いがあっても良い匂いならOK!! そんな方には「ラベンダーポプリ」で防虫

ラベンダー

鷹の爪と同様に、防虫効果のある植物が「ラベンダー」。

その香りは安眠効果やリラックス効果があり、ハーブとしてアロマや入浴剤、香水なんかにも使われているため、ラベンダーの香りを知らない人はいないかもしれません。

そんなラベンダーは、西洋では大昔から「虫除け」として利用されていて、ヨーロッパから新大陸アメリカへ船で長旅をする際にも、衣装ケースやキャリーバッグに入れていた歴史があります。

もちろん、鷹の爪と違ってラベンダー独特の香りはあるのですが、それはとても良い香りですので、むしろ好んで使うならラベンダーポプリで防虫するのもありでしょう。

ラベンダーポプリで防虫する方法

ラベンダーのポプリは、そのままでも大きめの雑貨店や百貨店なんかで手に入ります。

自分で作る場合は、生のラベンダーを束ねて風通しの良い日陰の場所に逆さにして干します。

大体1~2週間でラベンダーのドライフラワーができますので、それを大体1束1袋として、麻袋やガーゼなどに包んで、上をゴムで止めればラベンダーポプリの完成です。

手作りでラベンダーのドライフラワーを作る場合、感想が不十分だとカビが生える恐れがありますので、感想はしっかりと。カサカサになるまで行いましょう。
また、箪笥に入れておくと、衣類に潰され粉々になっていきます。

鷹の爪のように、台所用のネットなんかに入れてしまうとドライフラワーの破片が出てきてしまうこともありますので、ご注意ください。

ラベンダーポプリの場合、大体1~2シーズンの間は防虫効果がありますので、冬と夏の衣替えシーズンに合わせて作り直すのもありでしょう。

ただし、ラベンダーは季節によっては咲いていないため、効果的なラベンダーポプリが常に手元用意できるわけではないことはご了承ください。

【ラベンダーポプリの作り方】

ラベンダーポプリ

更に効果を上げるには+アロマが有効

ラベンダーの場合、その香りで防虫をしています。

ラベンダーの香りが気にならない場合は、ポプリを作る際に、+αでラベンダーアロマを足してみるのも良いでしょう。
香りがより強くなり、防虫効果が上がるほか、効果の持続期間も少し長持ちします。

アロマを足す際は、できるだけ天然のラベンダーから抽出されたアロマオイルを使用するとさらに効果的でしょう。

ラベンダーアロマ