イライラに効果的な昔ながらの知恵薬

イライラ

イライラというのは、するのもされるのも嫌なものです。
しかしながら、そのイライラをコントロールできなくなることもあります。

些細なことで無性に腹が立ったり、怒りっぽくなったりするのは、ホルモンバランスの崩れやカルシウム不足による神経の昂りが原因です。
イライラひとつで人間関係に大きな溝ができてしまうこともありますので、しっかりと対処していきたいものです。
ここでは、イライラに効果的な昔ながらの知恵薬についてご紹介していきたいと思います。

菊のジュース

菊

頭痛や目の疲れ、不眠に悩んでいた平安貴族たちは、乾燥させた菊の花の枕を使っていました。
芳しい上品な菊の香りのもととなるのがカンファーと呼ばれる成分です。
このカンファーという成分は、神経を鎮め、心に安らぎをもたらしてくれるのです。
秋にイライラを感じたときには、香りごとのその薬効をいただくことのできる菊のジュースが効果的です。
脳の記憶や伝達を円滑にしてくれるコリンという成分も含まれていますので、頭がスッキリします。

では、菊ジュースの作り方についてご紹介していきましょう。

半分にカットしたリンゴを用意します。
その種を取り除いて、細かく刻んでジューサーに入れていきます。
花びらをほぐしておいた食用菊を5輪ほど用意し、小さじ半分のレモン汁、70mlの水と一緒にジューサーの中へと投入します。
あとは、ジューサーのスイッチを入れて、全体を混ぜていきます。
これで菊ジュースの完成です。
思っている以上に飲みやすいですし、香りもいいので優雅な気持ちになれるでしょう。

青シソ茶

青シソならではの爽やかな香りのもととなっているのがペリルアルデヒドという成分です。
この香り成分には精神を落ち着かせる働きがあります。
青シソの葉には、人間がストレスにさらされると大量に消費されてしまうビタミンCや怒りっぽさを改善してくれるカルシウムも豊富に含まれています。
東洋医学では、乾燥させた葉を「紫蘇葉」と呼びます。
昔から鎮静作用を持つ生薬として、珍重されてきました。
同じくこのシソの葉を乾燥させたシソ茶も十分においしいのですが、新鮮な生葉をを手に入れることができたならそのまま薬湯にしていただきましょう。
湯気と一緒に青シソの香りがたちのぼりますので、リラックス効果も期待できます。
疲労回復に効果的なビタミンB1も含まれていますので、心身ともに健康的な状態になるでしょう。

では、青シソ茶の作り方についてご紹介していきましょう。

まずは、青シソを3枚ほど用意しておきます。
これを水でよく洗って、荒く刻んでおきます。
湯呑などに刻んだ青シソと塩少々を入れて、180mlほどの熱湯を注ぎます。
フタをして2分ほど蒸らせば、香りのたった青シソ茶の完成です。
ゆっくりといただきましょう。

干しシイタケ茶

干し椎茸

カルシウムは緊張や興奮を抑えてくれる天然の精神安定剤のようなものです。
体の中でカルシウムが不足すると、怒りっぽくなりますし、イライラしてしまいます。
そのカルシウムの消化と吸収に欠かせないのがビタミンDです。
カルシウムを摂取していても、ビタミンDが足りていなければカルシウムを十分に消化し、吸収することができないのです。
シイタケに含まれているエリゴステロールという成分は紫外線を浴びるとビタミンDに変化します。
機械干しのシイタケは購入後に太陽光にあてると、その含有量を増やすことができます。

では、干しシイタケ茶の作り方についてご紹介していきましょう。

まずは、干しシイタケを2枚用意して、それを5時間ほど天日干ししておきましょう。
軸を取り除いたら、シイタケをできるだけ細かく刻んでいきます。
これを湯呑みなどに入れて、熱湯を180mlほど注いでいきます。
さらに、塩を少々加えて、フタをした4時間から一晩置いておきます。
飲む前に温め直して、いただきましょう。
作り方を見るとお茶というよりもちょっとしたスープや出汁という感じがしますが、イライラには効果的です。
シイタケが好きだという方はもちろん、シイタケは苦手・・・という方でもチャレンジしてみる価値はあるでしょう。
実際に食べるときとは違った印象になりますので、苦手を克服できる可能性もあります。