トゲが刺さったときの応急処置と昔ながらの知恵袋

とげ

大人になるとある程度は落ち着いて対処できるでしょうが、子どもの頃というのはトゲが刺さったときにはまさに一大事です。

昔は、トゲを抜かないでそのままにしておくと血管を通って心臓に刺さるといった都市伝説のようなものがありました。
もちろん、これは事実ではありません。
指先にトゲが刺さっても、それが血管を流れていくというようなことはありません。
その点では心配しなくてもいいのですが、だからといってトゲをそのまま放置しておいていいというわけではありません。
トゲが刺さったときの応急処置や昔ながらの対処法を理解して、実践していきましょう。

トゲが刺さったときの応急処置

トゲが刺さったときの応急処置なのですが、おそらくほとんどの方がまずはトゲをどうにかして抜こうとしてしまうのではないでしょうか。
もちろん、刺さったものを抜こうとするのは当たり前なのですが、まずはトゲを抜く前に消毒をしておきましょう。
一般的によく知られている応急処置としては、やはり毛抜きと硬貨を使った方法です。
消毒した毛抜きでトゲを抜けるのであれば、それで抜いてしまってからまた傷口を消毒しましょう。


毛抜きだけで難しい場合には、5円や50円といった穴の開いた硬貨を使っていきます。
トゲの部分がちょうど穴の真ん中に来るように硬貨を押しつけながら、トゲが出てきたところを毛抜きで抜きます。
抜けたら、同じように消毒をします。
トゲを爪で抜こうとする方も多いようなのですが、爪でやってしまうとどうしても雑菌が入りやすくなってしまいます。
爪でトゲを抜くのはやめておきましょう。
また、小さなトゲではなく、釘などが刺さった場合にはまた違った応急処置が必要になってきます。
釘が刺さってしまった場合には、まずは釘を抜いてしまいましょう。
かなりの痛みを伴うでしょうが、一気に抜きます。
次に、雑菌を外に出すために釘の刺さっていた部分を強くつまんで、血を絞り出しておきます。
その後で消毒をして、清潔なガーゼなどで覆って、病院へ行きましょう。
釘は別ですが、トゲが手の指や手のひら、足の指などの柔らかいところに刺さった場合には、応急処置だけで十分です。
チクチクした痛みや鋭い痛みでもそれが部分的なものであれば、応急処置で間に合います。
しかしながら、同じトゲが刺さった場合でも応急処置のみでは間に合わないこともあります。
例えば、森などで木や小枝のささくれのような複雑な形をしたものをつかんだり、踏んだりしてしまった場合です。
トゲが刺さっているというだけであればまだマシなほうで、異物が皮膚組織にまで食い込んでしまっている場合や痛みの範囲が広い場合には、すぐに病院へ行きましょう。
トゲが刺さるというと、本当にちょっとしたことのように思ってしまうかもしれません。
しかしながら、放置していても痛いだけですし、炎症を起こして化膿してしまうかもしれません。
トゲから目をそらさずにしっかりと対処していきましょう。

はちみつ

トゲが奥深くまで刺さってしまうと、なかなか抜けないものです。
しかも、なかなか抜けないトゲに限って、じんじんと痛みます。
常に存在感を主張するからこそ、余計に気になってしまうものです。
トゲが刺さってしまったときには、はちみつを塗ってしばらく放置してみましょう。
はちみつには、傷ついた皮膚が傷口を塞ごうとするのと促す力があります。
その力によって、皮膚がトゲを押し出そうとすると言われているのです。
はちみつを塗ったら、10分ほど待ってみましょう。
はちみちというのは昔ながらの民間療法でいろいろな形で使われているものですが、トゲに関してはやはり意外に思われる方も多いでしょう。
はちみつというのは、本当にいろいろな使い方ができるのです。
ちなみに、はちみつですので1歳以下の乳児には使わないようにしましょう。

そば粉の酢練り

そば粉の酢練りというものを今ここで初めて知ったという方も多いのではないでしょうか。
そば粉をお酢でドロドロになるまで練ったそば粉の酢練りというのは、昔から日本でおこなわれてきた手当ての方法のひとつなのです。
そば粉の酢練りをトゲの上に乗せておくと、そば粉とお酢が肌の水分と一緒にトゲを吸い上げてくれるのです。
これによって、トゲが抜けやすくなります。
トゲの刺さってしまったところに、そば粉の酢練りを乗せて10分ほど待ってみましょう。
トゲが抜けたら、傷口の消毒も忘れずにしておきましょう。