身近な虫刺されにも昔ながらの知恵薬を

虫さされ

虫刺されというと屋外で気を付けるものというイメージがあるかと思います。
しかしながら、虫刺されというのは室内でもよく起こることです。

虫刺されは、オールシーズン!?

実際に、室内にいながら何か所も刺されてしまった経験のある方も多いのではないでしょうか。
冬になって寒くなってくると虫の活動も控えめになりますが、逆に言えば冬以外は常に虫が活動的なのです。
控えめではあるものの、冬ですら活動している虫がいることを考えれば、基本的に虫刺されというのはオールシーズン警戒すべきものなのです。
いつでも虫に刺される可能性があるのですから、しっかりと対処法を身につけておきましょう。

虫刺されのときの応急処置

虫刺されというと、そのまま放置してしまう方も多いでしょう。
しかしながら、どのような虫刺されであってもまずは応急処置をしておきたいものです。
虫刺されにおいてかゆみというのは特に多い症状なのですが、これは虫が持っている毒に対するアレルギー反応なのです。
かゆいからとそのままかいてしまうと、虫刺されのところが熱を持ってしまったり、かいた痕が残ってしまったりするのです。
かゆくてかきむしりたい症状に駆られるかもしれませんが、ここはしっかりと我慢していきましょう。
虫刺されに気付いたら、まずは冷やすようにしましょう。
氷で冷やしてもいいですし、水で流すだけでもOKです。
冷やすことによってかゆみも一時的におさまるでしょう。
ただ、かゆみではなく腫れがあまりにもひどかったり、虫刺されの後に呼吸が早くなったり、頭痛がしたりする場合には、救急車を呼びましょう。
虫刺されにあたってどの種類の何という名前の虫に刺されたかをすぐに判断できる方は少ないでしょうし、気づかないうちに刺されていたということもあります。
具体的に何にいつ刺されたのかわからない以上は、自分の体の症状をきちんとチェックして、危険がありそうだと思ったら救急車を呼ぶか、病院へ行くかといった選択をするようにしましょう。

ヒルガオの葉

ヒルガオ
引用:http://www.boujo.net/

虫刺されのときに昔からよく使われているのがヒルガオの葉です。
ラッパのような形をした可愛らしい花は、誰もが一度は見たことのあるものでしょう。
可愛らしいイメージのヒルガオなのですが、実はヒルガオの葉には虫刺されのかゆみを和らげてくれる働きがあるのです。
ヒルガオの葉をちぎって、よく揉んでみましょう。
揉んでいると汁が出てくるかと思いますが、この汁を刺されたところにつけるのです。
これだけで虫刺されによるかゆみというものがかなり和らいできます。
ヒルガオの中でも砂浜によく見られるものは、ハマヒルガオと呼ばれるのですが、このハマヒルガオでも同じようにすると虫刺されのかゆみが和らいできます。
砂浜は思っている以上に虫が多いですし、虫に刺されることも多いものです。
砂浜で虫刺されのかゆみを感じたときには、ハマヒルガオを探すようにしましょう。
ピクニックや海でのレジャーの際には、こういった知恵を持っておくと安心です。
自然の中で発生した症状は自然の力を借りて、癒していきましょう。

青柿と柿渋


引用:http://yagi070.exblog.jp

ふざけてまだ熟していない青い状態の柿を食べたことのある方もいるのではないでしょうか。
そのときには大変な思いをしたことでしょう。
熟していない青い柿というのは、本当に口にできたものではありません。
渋さの塊といっても過言ではないでしょう。
しかしながら、この渋味が実は虫刺されには効果的なのです。
この渋味が虫刺されの炎症を鎮めてくれます。
青柿が手に入る方は、まず虫に刺されたところを水で洗っておきましょう。
そして、切った青柿の断面をそのまま刺されたところにこすりつけてみましょう。
これだけで虫刺されの症状もかなり改善されるでしょう。
次に、柿渋の作り方です。
まず、青柿を皮ごとすりおろしていきます。
そのしぼり汁を密閉容器に保存しておきましょう。
たったのこれだけで柿渋の完成です。
虫刺されのときの塗り薬として長く使っていくことができます。
柿渋は時間が経つにつれて、黒褐色へと変化していきます。
最初はサラサラとしたしぼり汁だったものが、気づけばドロドロしたものになっているかと思いますが、この状態で何年でも保存することができます。
見た目のインパクトはかなりあるかもしれませんが、虫刺されのときの薬として重宝しますし、柿渋染めの染料にもなります。
染物に興味のある方にとっては、虫刺されの薬であると同時に染料にもなるというまさに一石二鳥の知恵薬です。